お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「深謝」の2つの意味とは。使い方と例文、類語も紹介【ビジネス用語】

にほんご倶楽部

「深謝」の類語・言い換え表現

ここでは、「深謝」と似た意味を持った言葉を紹介します。

(1)「拝謝」

「拝謝(はいしゃ)」は、心から感謝することを、へりくだって言う言葉です。目上の人に対して恭しくお礼を伝えたい時に使える表現です。

へりくだる必要がない同僚や知人に使うと、堅苦しい印象になったり、慇懃無礼だと思われたりする可能性があるため注意しましょう。

(2)「陳謝」

「陳謝(ちんしゃ)」は、事情や理由を伝えた上で謝罪することを表す言葉です。

例えばこちらの不手際によって迷惑を掛けた時に、何をして問題になったのかを説明し、謝罪する流れで使います。

(3)「多謝」

「多謝(たしゃ)」は厚く丁寧にお礼を伝えることを意味します。その他、丁寧に自分の罪を詫びることという意味もあるため、どちらの意味で使用しているのか、前後の文で分かりやすくするといいでしょう。

(4)「万謝」

「万謝(ばんしゃ)」は深く感謝すること、または深くお詫びすることを表現した言葉です。

「深謝」と意味が近いため、別の表現をしたい時に使ってみてはいかがでしょうか。

「深謝」は感謝とお詫びの両方に使える

「深謝」は深い感謝、または謝罪の両方について使えるからこそ、相手にきちんと気持ちが伝わるように、どちらを表しているのかを前後の文で示すのが大切です。

あまり話し言葉では使わないものの、丁寧なビジネスメールや手紙では使う機会が多いため、ぜひ使い方をマスターしましょう。

(#にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2024年09月18日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

この著者の記事一覧 

SHARE