2025年1月19日(日)に、株式会社サンエックスが「すみっコぐらし」を題材とした検定試験「すみっコぐらし検定 2025」を東京会場とオンラインで開催しました。
コロナ禍を経て、6年ぶりの開催となった本イベントは、今回で3回目。今回からは出題範囲に『すみっコぐらし大図鑑 プラス』も加わり、すみっコぐらしの世界が広がっていることを感じさせます。
今回、マイナビウーマン編集部員も中級の試験にチャレンジ! イベントの様子をご紹介します。
■老若男女が「すみ」を極めに蒲田に集まる
時はさかのぼり、2024年夏。仕事中に「すみっコぐらし検定 2025」のプレスリリースを目にしたのが受験のきっかけでした。
毎日、仕事から帰るとついついだらだらと過ごしてしまいがちだった筆者。リスキリングや転職について語る友人をまぶしく(なんなら薄目で)見つつも、「そうはいっても怠け者な自分が今さら勉強やスキルアップなんてできるわけないし……」とやさぐれていたのですが、大好きな「すみっコぐらし」の勉強だったらできるかも! と一念発起し、すぐに申し込みをしたのです。
前回までの「すみっコぐらし検定」初級・中級の出題範囲は、『すみっコぐらし大図鑑 改訂版』だったのですが、2024年7月に『すみっコぐらし大図鑑 プラス』が新しく発売され、試験範囲が拡大されることに。早速2冊のテキストを購入し、夜な夜なすみっコぐらしの勉強をし始めたのです……。
そして、試験当日2025年1月19日。大学入学共通テスト2日目と同じ日に開催された「すみっコぐらし検定 2025」のオフライン会場は、東京・蒲田にある日本工学院専門学校。朝9時頃から子どもから大人まで幅広い世代で多くの受験者が集まり、開場を待つ人たちの手には『すみっコぐらし大図鑑』や思い思いのすみっコぐらしグッズが。皆さん、ぎりぎりまで勉強していました。
それもそのはず、「すみっコぐらし検定」は意外……と言っては失礼かもしれませんが、キャラクターのかわいさに反してかなりの難問が出題されることがファンの間では有名なんです!
初級は基本的な問題が出題される“すみっコマニア”レベルですが、中級は関連グッズやテーマアートの内容、公式ガイドブックの“すみからすみまで”出題されます。そして上級は、さらなる難問が受験者を待ち構える、まさに“すみっコマスター”レベル。上級保持者は全国で291名しかいないんだとか……。
■いよいよ試験開始、緊張が高まる……
会場内は受験する級と受験番号で教室が分かれており、受験番号を確認しながら指定の席へ向かいます。学生時代ぶりの感覚に少しエモさを感じながら席につくと、受験者特典のファイルケース、パスケースがすでに配布されていました。
中級の受験会場に集まる人たちを見てみると、まさに老若男女。大人の男性もいればカップルで受験する人たちもいて、さらには小さなお子さんまで。親御さんに「がんばって!」と応援される姿が印象的でした。
試験中の諸注意を読むと、机の上に「てのりぬいぐるみ」を1体までなら置いていいという記載があるのも「すみっコぐらし検定」ならでは。受験者それぞれの“推しすみっコ”が机上に置かれ、「一緒にがんばろう!」という気持ちにさせられます。
試験開始時刻が近づくとマーク式の回答用紙が配られ、午前10時から一時間にわたる試験が始まりました。問題の内容は詳しくは言えませんが、「あ~、ここもちゃんと見ておけばよかった……」と思ってしまうような、ガイドブックの“すみからすみまで”が出題されていました。それでも、これまでの勉強の成果をすべて出し切り、試験が終了。合否の通知は3月頃を予定しているそうです。
■試験終了後はご褒美タイム! グッズ物販とグリーティングキャラクターステージへ
「すみっコぐらし検定 2025」東京会場では、試験終了後に物販とグリーティングキャラクターステージが実施されました。
「すみっコぐらし検定 2025」テーマのグッズが先行販売された他、既存のグッズの販売も。多くの受験者が列をなし、試験をがんばった自分たちにご褒美を購入していました。
グリーティングキャラクターステージは、なんと初めて7キャラクターがそろう豪華な内容に。えびふらいのしっぽとえびてんのしっぽのグリーティングキャラクターは今回が初のお披露目となりました。
キャラクターが登場すると、ファンからの拍手が巻き起こり、会場はあたたかい雰囲気に。『すみっコぐらし音頭』と『えびえびEveryday!!』のダンスが披露され、ファンの中にはペンライトを振って応援する人も見られました。
がんばって練習したダンスを披露するすみっコたちを手拍子で応援したり、今日のお土産として動画に収めたり。それぞれが思い思いに楽しんだあとは記念撮影のコーナーも。これまで検定の勉強をがんばったファンへのご褒美が盛り沢山な会となりました。
■合格発表までドキドキ……予想外の“副産物”も!?
試験後の会場では、すみっコファンたちが持参したグッズと一緒に会場の写真を撮影したり、一緒に受験した仲間とお互いをねぎらったりする様子が見られました。試験の結果が届くのがドキドキですね。
今回、「すみっコぐらし検定」を受けてみて、すみっコぐらしについてこれまで以上に詳しくなれたのはもちろん、すみっコたちへの愛が深まったように感じます。さらに、毎日少しずつ勉強する習慣を身につけることができたのも、思ってもみなかったメリットかもしれません。「これをきっかけに仕事に役立つ資格も取っちゃおうかな」なんて思えた、いい経験となりました!
読者のみなさんで「資格を取りたいけれど自分にできるか不安」と一歩を踏み出せていない方がいたら、まずは趣味の資格から挑戦してみてはいかがでしょうか。
(マイナビウーマン編集部)
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