怖い宝石言葉10選! ガーネット、ルビーなどが持つ意外な宝石言葉とは
怖い宝石言葉10選
多くの宝石には、「幸福」や「愛」などポジティブなメッセージが込められています。しかし、中には不穏な意味が込められた怖い宝石言葉を持つ宝石も。ここでは、怖い意味を持つ宝石言葉を紹介します。
(1)ガーネット:束縛
ガーネットは、深い赤色がうつくしい宝石です。ガーネットは情熱や愛情を象徴しますが、一方で「束縛」という宝石言葉を持っています。
ガーネットは「変わらぬ愛情」という宝石言葉も持ちますが、この愛情が強すぎると、相手を縛りつけて自由を奪ってしまうということなのかもしれません。
(2)枝珊瑚:征服
枝珊瑚は、古くから厄除けとして使われてきました。厄除けとして使われてきた宝石なら安心感のある宝石言葉を持っていそうですが、実際には「征服」という宝石言葉を持っています。
枝珊瑚の力が強いからこそ、圧倒的なパワーを感じさせる「征服」という宝石言葉がついたのかもしれません。
(3)ルビー:愛の疑惑
ルビーは7月の誕生石として広く知られており、「情熱」や「勝利」といったの宝石言葉を持ちます。
一方、「愛の疑惑」という宝石言葉も持っています。ルビーの赤が火を象徴しており、その火が愛の疑惑を消し去るという意味を持つようです。
(4)スファレライト:幻惑・うそつき・裏切者
スファレライトは、その魅力的な輝きに反して「幻惑・うそつき・裏切者」というネガティブな宝石言葉を持っています。
同じ産地の鉱物とよく似ており、色のバリエーションが豊富で鑑定が難しいことから、この宝石言葉がついたといわれています。
(5)ブラックオパール:威嚇
ブラックオパールは神秘的な輝きがうつくしい宝石です。しかし、「威嚇」という怖い言葉を宝石言葉に持っています。
ブラックオパールは圧倒的なパワーを感じさせ、周囲を寄せつけない雰囲気があることからこの宝石言葉がついたのかもしれません。
(6)アレキサンドライト:二面性
アレキサンドライトには「二面性」という宝石言葉があります。「二面性」という言葉に、あまり良いイメージを持っていない人はいるかもしれません。
アレキサンドライトは、光によって色が変わる不思議な宝石です。太陽光や蛍光灯などが当たると緑色、ろうそくの光や白熱光などが当たると赤色に見えます。
この特性が、「二面性」という宝石言葉の由来になっているといわれています。
(7)イエロージルコン:産みの悲しみ
イエロージルコンは安産のお守りとしても人気ですが、「産みの悲しみ」という宝石言葉もあります。
出産は命がけで、喜ばしいだけの行為ではありません。また、国や時代によっては世継ぎを残すためだけに子どもを産む女性もいました。
そのような悲しみに寄り添ったのが、イエロージルコンの「産みの悲しみ」という宝石言葉なのかもしれません。
(8)マラカイト:危険な愛情
マラカイトには「浄化」のほか「危険な愛情」という宝石言葉があります。
また、マラカイトは「愛されたい」という気持ちの強い人が身につけると、その気持ちがより強くなるといわれている少し怖い宝石です。
(9)レインボームーンストーン:密会
レインボームーンストーンは虹色の輝きがうつくしく、ファンの多い宝石です。持つ人に直感力や創造力を与えてくれるといわれている一方、「密会」という少し怪しい宝石言葉を持っています。
さまざまな表情を見せる輝きが神秘的なことから、この宝石言葉がついたのかもしれません。
(10)イエローアパタイト:惑わす
イエローアパタイトには「惑わす」という宝石言葉があります。これは、アパタイトにはギリシャ語で「惑わす、だます」といった意味があることに由来します。
また、イエローアパタイトはサファイヤやエメラルドなど他の宝石と似ていることから、「宝石商を惑わせる石」としてこの宝石言葉がついたともいわれています。
怖い宝石言葉も宝石の魅力のうち
宝石言葉は、それぞれの宝石が持つエネルギーや歴史、特徴などを象徴しています。
今回紹介した怖い宝石言葉には、その宝石のうつくしさの裏に隠された、もう1つの側面を表しているといえるでしょう。
また、怖い宝石言葉はその宝石にミステリアスな魅力を与えているとも考えられます。怖い宝石言葉を持っていてもなお魅力的に見えるのは、宝石の魔力といえるかもしれません。
(LIB_zine)
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※この記事は2024年07月31日に公開されたものです