「大変恐縮ですが」の意味とは。使い方・例文や言い換えを紹介 #敬語
「大変恐縮ですが」の類語・言い換え表現
「大変恐縮ですが」と似た意味を持った言い換え表現を知ることで、相手にさらに細かい感情や誠意を伝えられます。下記で紹介する言葉を、シーンによって使い分けるといいでしょう。
(1)「大変申し訳ありませんが」
「大変申し訳ありませんが」は、より謝罪のニュアンスが強く、相手にやってもらうのは悪いと思いつつもお願いしたいという、へりくだった表現をしたい時に使えます。
「大変申し訳ありませんが、先ほど売り切れになってしまいました」など、相手が望むサービスを提供できなかった場面でも活用することができますよ。
(2)「あいにくですが」
「あいにくですが」は、何か都合が悪く要望に応えられないシーンで活用できます。
「あいにくですがその日は予定が入っています」などのように使い、謝罪するよりも「残念」というニュアンスに近い表現です。
(3)「大変恐れ入りますが」
「大変恐れ入りますが」は、「大変恐縮ですが」と似た意味を持つフレーズで、同様に依頼や断りの際に使用できます。
「大変恐縮ですが」よりやわらかい雰囲気があり、堅苦しさが軽減されます。近しい上司に使う他、話し言葉としてもおすすめですよ。
「大変恐縮ですが」はクッション言葉として活用する
「大変恐縮ですが」は、何かお願い事をする際や、断りを入れるシーンなどにおいて、クッション言葉として活用できます。
ただ、謝罪のニュアンスを持った言葉ではあるものの、きちんと謝罪する必要がある時には不適切なので、覚えておきましょう。
便利なフレーズだからこそ、意味を知って正しい場面で活用することを心掛けてくださいね。
(#にほんご倶楽部)
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※この記事は2024年05月30日に公開されたものです