レクリエーションゲーム13選! 小学生から高齢者まで楽しめるアイデアを紹介
レクリエーションゲームには、「フープリレー」「最大数当てゲーム」など多くのものがあり、道具なしでできる、室内で遊べるなど特徴もそれぞれ。本記事では小学生・大人・高齢者向けに、それぞれ楽しめるゲームを紹介します。より盛り上げるためのコツや注意点もまとめました。
レクリエーションゲームは、みんなで楽しむことでその場が盛り上がり、参加者同士が仲良くなれるきっかけとなります。
そこで本記事では、会社の研修やイベントの主催者・学校の先生・介護士などでレクリエーションゲームを探している方向けに、さまざまなゲームを紹介します。ぜひ、楽しい場をつくるための参考にしてくださいね。
レクリエーションゲームのアイデア【小学生編】
小学生を集めてレクリエーションゲームをする時は、比較的ルールが簡単で分かりやすいものがいいでしょう。下記で具体例を紹介します。
(1)フープリレー(フープくぐり)
「フープリレー」は、体全身を使えるレクリエーションです。「フープくぐり」ともいいます。準備するのは、フラフープのみ。
まずは8~10人くらいのグループを作ります。各グループの参加者同士で手をつなぎ、輪を作ります。輪ができたら1カ所だけ手を離して、フラフープを腕に通します。その後、手をつなぎ直します。
スタートの合図と同時に、フラフープを体にくぐらせ、隣の人に渡します。この時、手を離したら失格です。こうしてフラフープを一周させた時間を計り、どのグループが速かったかを競います。
簡単にできる上に、「あ、引っ掛かった!」「急げ、急げ!」「足からくぐった方がいいかも」などと、みんなでワイワイ盛り上がることができますよ。
(2)体じゃんけん
「体じゃんけん」は全身を使って、じゃんけんを楽しむゲームです。ルールは簡単で「じゃんけんぽん!」の「ぽん!」のタイミングで、参加者がグー・チョキ・パーのポーズを取るだけ。
ポーズの例は、以下の通りです。
・グー:体をぎゅっと丸める
・チョキ:手足を前後に広げる
・パー:手足を横に大きく広げる
通常のじゃんけんよりもダイナミックな動きとなり、盛り上がるでしょう。簡単にできるゲームなので、小学生はもちろん、小さな子どもにもピッタリです。
(3)コインゲーム(お金持ちゲーム)
「コインゲーム」は「お金持ちゲーム」ともいい、じゃんけんをして勝った人にコインを渡していき、最終的なコインの数を競うゲーム。
まず、コインを1人3枚ずつ手に持ちます。「ゲームスタート」の合図で、近くにいる人と2人組になってじゃんけんしましょう。
じゃんけんに勝った人は、相手からコインを1枚受け取ります。ゲーム終了時、コインが一番多かった人が勝ちとなります。コインが0枚になった人は一カ所に集まって、残っている人を応援しましょう。
3枚の内、1枚は5枚分の価値があるボーナスコインにするなど、アレンジも楽しめます。
レクリエーションゲームのアイデア【大人編】
大人向けのレクリエーションゲームは、ルールが複雑だったり神経を使ったりするような、難易度を上げたものがおすすめです。高度になる分、より一層も盛り上がるはず。具体的なアイデアを見ていきましょう。
(1)最大数当てゲーム
「最大数当てゲーム」とは、誰ともかぶらずに、その場で1番大きな数字を書いた人が勝者となる、室内で遊べるゲームです。
用意するものは、人数分の紙とペンのみ。まず紙を司会者以外の全員(参加者)に回し、それぞれが1~100の中で好きな数字を書きます。自分が何と記入したかは、各自で覚えておきます。
そして全員分の紙を回収したら、司会者が100から順番に数字をカウントダウン形式で読み上げていきます。参加者は、自分の書いた数字が読み上げられたら、挙手します。
最も大きい数を記入した人が勝ちなのですが、条件として、他の人とかぶるのはNGです。そのため、ただ「100」を書けばいいという訳ではありません。小さい数字でも、意外と最大数になる場合もあります。
(2)体内時計ゲーム
「体内時計ゲーム」は、自分の体内時計を頼りとして、ピッタリと30秒でストップウォッチを止められるかどうかを競うゲームです。
ルールとしては目隠しをして、スタートの合図と同時にストップウォッチを押し、「ここだ」と思うタイミングでストップします。30秒に最も近い人が勝者。簡単ですが、短い時間で神経を使うゲームでもあります。
チャレンジ中に、周囲の観客が「10秒経過」など、でたらめな情報を投げ掛けて邪魔をしても面白いですね。秒数を変えても楽しめるでしょう。
(3)玉運びリレー
「玉運びリレー」とは、スプーンにピンポン玉を乗せ、落とさないようにコースを走り抜けるゲームのこと。
参加者はチームに分かれ、それぞれ走る順番を定めます。リレーが始まったら、スプーンにピンポン玉を乗せてダッシュ! 1番にゴールしたチームが勝利です。
玉を落としたら拾ってすぐに再開する、または罰ゲームを挟んでからやり直すなど、状況によってルールを変えるといいでしょう。ただ走るだけではなく、障害物を置くのも盛り上がりますよ。
レクリエーションゲームのアイデア【高齢者編】
高齢者向けのレクリエーションゲームは、体力的にハードすぎないものを選ぶことをおすすめします。具体的なアイデアを紹介します。
(1)バトンつなぎゲーム
「バトンつなぎゲーム」とは、みんなで輪になってバトンを時計回りに渡し、音楽が止まったタイミングで持っていた人が負け、というレクリエーション。
色の違う複数のバトンを用意して同時に回し、「赤のバトンを持っていた人が負け」というようにしても楽しいですよ。
室内で簡単にできて動きが激しくない割に、バトンの受け渡しを通して、握力を楽しく鍛えることができます。
(2)間違い探しゲーム
「間違い探しゲーム」とは、違いがある2枚のイラストを事前に用意し、参加者に間違いを探してもらうゲームです。
間違い探しのイラストは、インターネットで「イラスト 間違い探し」などと検索すると、適したものが多数ヒットしますよ。イラストを見比べるだけなので、体力に自信がない人でも楽しめます。
(3)新聞戻しゲーム
「新聞戻しゲーム」とは、丸めた新聞紙を足の指や裏を使って広げていき、その速さを競うゲーム。最初に広げ切った人が優勝です。
ルールが簡単で、かつ競走性もあるため、みんなで楽しめます。
(4)棒サッカーゲーム
「棒サッカーゲーム」とは、手に持った棒でボールを打って転がしながら、相手のゴールを狙っていくゲームのこと。
用意するのはボール・棒・ゴールのみ。ゴールは、段ボール箱などで作った簡易的なものでOKです。2チームに分かれ、椅子に座って行います。パスを上手に回すのがコツです。
座ったままで楽しめるので、特に体の負担が心配な方におすすめです。