気になる人ができたらどうすればいい? 距離を縮める方法やNG対応とは
気になる人は、将来の彼氏・彼女候補。相手にそれとなく好意を伝えて、距離を縮めるにはどうすればいいのでしょうか。本記事では相手と仲良くなる方法や恋人候補としてアプローチする方法、職場恋愛の注意点などを、恋愛アナリストであるヨダエリさんに解説してもらいます。
気になる人ができた時、皆さんはどうしますか? 「何もしない」という人も多いかもしれませんが、それってとってももったいない。運命の相手との出会いは、平凡な毎日の中に潜んでいるもの。気になるあの人は、あなたの人生を変える相手かもしれないのです。
そこで、自身の経験と男女の多種多様な悩みに向き合ってきた経験を踏まえて、「明日からできる、気になる人と距離を縮めるコツ」をお伝えします!
気になる人ができたらやること【仲良くなるには】
気になる人ができたら、まずはコミュニケーションが取れる間柄になることから。下記で紹介する行動は、シンプルだけど、やるとやらないとでは大違い! 少しずつ実践していきましょう。
(1)あいさつをする
あいさつをされて嫌な気になる人は基本的にいません。気になる人に遭遇したら、「おはよう」「こんにちは」「お疲れさま」など必ず声を掛けて。
「私はあなたを認識していますよ」というサインになりますし、あいさつを通して、相手もあなたを認識してくれるでしょう。
(2)話し掛ける
あいさつができるようになったら、今度は一言をプラス。「暑いですね」「あっという間に休みが終わっちゃいましたね」など、誰にでも通じるような内容でOKです。
「私はあなたとコミュニケーションを取る気がありますよ」というサインになります。相手は少なくとも「人として嫌われてはいないようだ」と感じ取ってくれますよ。
(3)笑顔を見せる
あいさつをする時や会話をする時、一瞬でもいいのでほほ笑んで。笑顔を見せられると人は安心し、癒やされ、元気になります。つまり相手が受け取るあなたの印象が、良い方向に変わっていきます。
笑顔を見せることで、何とも思っていない人に「自分に気がある?」と誤解されロックオンされてしまうケースもありますが、要はそれくらい威力があるのです。少なくとも、気になる人に笑顔を見せて損することはないはずですよ!
(4)相手が困っている時に声を掛ける
相手が困っている時や弱っている時は、必ず「大丈夫ですか?」「何か私にやれることはありますか?」と声を掛けて。もし結果的にあまり助けにならなかった場合に、「大したことはできなかったな……」と思うかもしれませんが、それは全く問題ではありません。
相手にとって大事なのは「気に掛けてくれた」「声を掛けてくれた」という事実。それが心に残り好印象につながるのは、自分が相手の立場になった場合を想像すれば分かりますよね。
気になる人ができたらやること【アプローチするには】
知人・友人・仕事仲間・遊び仲間として会話ができる関係になったら、次は一歩踏み出して、より深いコミュニケーションを取りましょう。
あなたが相手のことを「大勢いる内の1人」ではなく、「特別な1人」だと認識していることを分かってもらうために!
(1)褒める
あいさつと同じく、褒められて嫌な気になる人もめったにいません。「そのバッグ、すてきですね」「◯◯さんのそういうところ、いいですよね」など、持ち物でも内面でも構わないので、好感を抱いたところは言葉にして伝えましょう。
特に、気付く人しか気付かないような、目立たない部分を見つけることができたらベスト! なぜなら、普段から多くの人に褒められる部分を褒めても、相手は「またか」としか思わないから。
「他の人に気付いてもらえない部分に気付いてくれる人」は、その人にとって特別な存在になれるはずです。
(2)質問をする
あなたに興味がない人や、あなたを認めていない人は質問をしてきません(そもそも話題を振りません)。そのことを多くの人は無意識に知っています。それを逆に考えると、質問をすることには大いに意味があります!
最初は相手の詳しい分野や担当している業務に関する質問などから始め、次第に相手自身に関する質問にシフトしましょう。「自分に興味があるのかも」と感じ取ってくれるはずです。
(3)自分のことを話す
自分のことを話すのも大切です。それにより相手に「気を許してくれているのかな」という思いが芽生えます。
ただ、話す内容には注意が必要。例えば男性の場合、気に入った相手には自分の経歴や収入などのスペックをアピールしたがる傾向がありますが、これは相手から「自慢か……」と辟易されるケースが多いです。
一方で女性は、気に入った相手には自分の気持ちや価値観を分かってほしいという欲求が強く、いきなり重たい話をして「面倒そう」と思われがち。
そうならないために、まずはあなたの好きなコト・モノなどに絡めて、自分を知ってもらうのがおすすめです。それにより「一緒にいて楽しいな」と感じてもらった後なら、上述したような内容も受け入れてもらいやすくなりますよ。
(4)2人で出掛けるチャンスを逃さない
気になる人と距離を縮めるには、2人で会う時間を持つことが大切。とはいえ、いきなり誘うのは勇気が要りますよね。
そこで、相手の口から「今気になる映画があって」「これおいしそうだよね」といった話題が出たら、「面白そう!」「食べたい!」など、すかさず自分も興味があることを示しましょう。
それを受けて、相手が誘ってきてくれたら万々歳。その気配がない場合は、「すごく気になる。一緒に行きません?」と、こちらから明るく聞いてみましょう。イベントや食べ物など目的が明確な方が、自分も誘いやすく、相手も応じやすいです。
ちなみに1度断られても、時や内容を改めて誘えばOKされるケースもあります。あなたのことが嫌なわけではないものの何らかの理由でいまひとつ気が乗らなかった人が、再び誘われて「そこまで言うなら」と応じることもゼロではないからです。諦めるのは何度かチャレンジした後で!
職場で気になる人ができた場合はどうする?
気になる相手が職場の同期や先輩、上司などの場合、「どこまで動いていいものか」と悩んでしまう人も多いと思います。「下手に動くと、気まずい状態になってしまう……」と。
でも! 動いていいのです。いえ、動きましょう! 下記でその理由と、具体的なアクションを紹介します。
職場に「気になる人」ができたのなら、職場恋愛に向いている
世の中には、職場で気になる人ができる人と、できない人がいます。出会いの確率の問題もありますが、それ以前に「職場恋愛が向いている人」と「向いていない人」がいるのです。
要は、コンスタントに顔を合わせる人に恋愛感情を抱きやすい人と、そうではない人です。あるいは、仕事に恋愛が絡むことに抵抗がない人と、絶対にそれは避けたい人です。
職場に気になる人ができた時点で、あなたは前者です。職場恋愛に向いています。逆に言うと、職場以外では好きな人ができにくいかもしれません。
であるならば、「気になる人」がいるのに行動しないのは人生の機会損失! 「パートナーがほしいな」「恋愛がしたいな」という気持ちがあるのなら、行動しないのはもったいないです。
行動する時は押し付けに注意
まず、前述した「気になる人ができたらやること」で挙げた項目をなるべくやってみましょう。
その上で、可能ならランチに誘う、帰りが一緒になったら「軽く飲みませんか」と声を掛けることにチャレンジしてみましょう。相談事などを理由にすれば、相手も応じやすいはずです。
ただし、関係性や状況によってはセクハラになりかねないので、仕事関係の場合は特に「もしよかったら」というスタンスを忘れないでください。やんわりとでも断られたり濁されたりしたら、すぐに引き下がることも大切です。
気配りやねぎらいも有効
いつも皆が見ているなどの理由で誘うのが難しいなら、違和感のない程度で「気を配る・助ける・ねぎらう」を徹底しましょう。
例えば相手が遅くまで頑張っている時は「お疲れさま」の声掛けと共に飲み物を渡す、自分が助けてもらった時はお礼のメモにキャンディーやチョコを添えてデスクに置いておく、なんていうのもおすすめ。他の人にはしない「何らかの特別扱い」を行動で示して!
ただし、ご存じのように職場はあくまでも仕事をする場です。仕事をおろそかにして恋愛にのめり込むことのないよう、線引きは大切にしましょう。