#112 付き合った時に「男性から大切にしてもらえる」フレーズとは?
「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。
ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。
難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
恋を叶える魔法のフレーズ
ラブスペルNo.112
「付き合ったら大切にしてくれそう」
この言葉の効果
彼が貴女のことを大切にしてくれるようになるラブスペルです。
私たちには「言われた通りの人間になってしまう」という性質があります。
例えば「優しい人だね」と言われ続けると、その人の前では悪いことができなくなりますし、他にも「いつもオシャレだね」と言われると、その人の前では気を抜けなくなりますよね。
これを心理学ではラベリングと呼びます。
他人にラベリングされた(レッテルを貼られると)そのキャラクターから抜け出せなくなるのです。この考え方は、対人関係をコントロールするために使うこともできるのです。
恋愛においては「大切にしてくれそう」「誠実に扱ってくれそう」「お洒落なデートコースを知ってそう」なんてバリエーションを当てはめることができるでしょう。
特に「付き合ったら」という仮定の話をしているのもポイントです。
付き合う前に、付き合ってからの話をするのは効果的です。恋人になっているイメージをさせることで、より親密さを築いて、心の距離を近づけられます。
この話題自体、盛り上がるものです。ぜひ彼に唱えてみましょう。
ラブスペルの使い方
付き合う前の段階で唱えましょう。
恋愛トークや、お互いの印象について語った後に最適です。ふと相手の顔を見て、思いついたように唱えると良いでしょう。
普通の顔で言ってのけるのがポイントです。赤面したり、言い淀んだりすると、妙なタイミングで告白したみたいになってしまいます。むしろ貴女の側は何も考えずに、ふと感想を漏らした、という空気を作るのが大切です。その方が彼の心にすっと入ることができます。
その後は「どんなふうに大切にしてくれそうか」と具体例を挙げましょう。
毎日話を聞いてくれるのか、誕生日を祝ってくれるのか、毎週会ってくれるのか、あまりワガママを言って嫌われない範囲で、貴女の理想を伝えましょう。これ自体が盛り上がる会話になります。
自分に呪いをかけないこと
この「言われた通りの人間になってしまう」という性質は自分自身にも当てはまります。
ダメな人間だ、努力できない、もう幸せになれない、なんて自虐発言をしていませんか?
自分で、自分に、望ましくないラベリングをしないこと。その言葉は呪いのように、貴女の人生を蝕んでしまいますから。
どうせならポジティブな言葉を自分にプレゼントしてあげましょう。
(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)
※この記事は2024年02月22日に公開されたものです