#110 好きな人と「特別な関係になることができる」フレーズとは?
「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。
ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。
難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
恋を叶える魔法のフレーズ
ラブスペルNo.110
「10代の時はどんな性格だった?」
この言葉の効果
このラブスペルを唱えると、もっと彼と親密な関係になることができます。
誰しも子どもの時や10代のころは傷つきやすいものですよね。いまは人気者に見える人も、かつては友達がいなかったとか。いまは喋り上手な人も、かつては引っ込み思案だったとか。大人になってから比べると、まるっきり性格が違う人もいるでしょう。
こうした10代の時の性格は、まだ大人なりきれていない多感な時期だからこそとも言えます。
そんな秘密の時期の話をすることで──誰だって10代の時のことを隠して生活しているものです──かけがえのない関係になることができます。
まるで地元の小学校のクラスメイトや、中学校や高校の校舎で10代の青春をともに過ごしてきたような感覚に包まれるのが理想です。貴女自身も懐かしくてドキドキするのを感じるでしょう。
ぜひ彼の過去の扉を開けてみてください。
彼の瞳が夏の日の少年のように輝き出すのが見えることでしょう。あるいは傷つきやすい少年のような瞳に戻るのかもしれませんね。その先に素晴らしい絆が育まれるのですよ。
ラブスペルの使い方
彼とゆったり話せる時に唱えましょう。
例えば食事のあとに珈琲でも飲みながらリラックスしている時なんかに。昔の住所や母校など、彼にとっての懐かしい場所に行った時に唱えるのも良いでしょう。
唱えたあとは、じっくり聴く姿勢をとるのが大切です。
若くて感受性が強い時期のことを──恥ずかしい話を──話してもらうわけですから。貴女が真剣に聴きたいという空気感を保たないと、はぐらかされて終わってしまいます。
あとは彼の話に共感してあげましょう。さらには「大人は好きだった?」「友達とハマってたことは?」「夢中になっていたことは?」など掘り下げるようにインタビューを重ねましょう。より感覚が深まります。
ぜひ他のラブスペルも参考にしてみてください。
彼に本当の話をさせるために
このラブスペルでは「じっくり聴く姿勢」が大切だと言いました。
これはどんな会話の時にも言えます。過去のことや、貴女自身のことや、将来のことをたずねる時に、彼の重い口を開かせるものは、貴女の「本当に聴きたい」という姿勢なのですよ。
貴女の側も気恥ずかしさや怖さが伴うのは分かります。ただ茶化すのではなく、怯えるのではなく、ヒステリックになるのでもなく、じっと彼の目を見て、たずねることが求められているのかもしれませんよ。
(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)
※この記事は2024年01月25日に公開されたものです