「お疲れの出ませんように」は葬儀以外にも使う言葉? 意味や使い方・例文を紹介
「お疲れの出ませんように」の言い換え表現
ここでは、「お疲れの出ませんように」の言い換え表現を紹介します。少し馴染みがない言葉のため、現在でもよく使用される言い回しも含めて理解を深めていきましょう。
(1)「ご健闘をお祈りいたします」
「ご健闘をお祈りいたします」とは、健やかに前向きに頑張ってくださいとエールを送る言葉です。特にビジネスシーンおいては、目上の方へエールを送る敬語表現として使用できます。
相手を労う意味では「お疲れの出ませんように」と近いですが、良い結果が出ますようにと願う言葉であるため、相手の状況を見定めてから使う必要があります。
(2)「ご無理をなさいませんように」
相手の体調やメンタルなどを気遣う言葉として「ご無理をなさいませんように」とかけることがあります。ごく一般的に使われる言葉で、ビジネスシーンにおいても業務や疲労などの気遣いに使うことが多いでしょう。
(3)「陰ながら願っております」
「陰ながら願っております」とは、表立たずにひっそりと相手のことを応援しているという意味です。
見えないところにいながらも気遣いと謙虚な気持ちで応援している、という意味が込められているため、相手に配慮をした表現と捉えられるでしょう。
具体的な力にはなれないが、心情的に味方であり、常に相手を思いやると意味するため、良好な関係を継続したい時にも使われる言葉です。
「お疲れの出ませんように」は目上の人や葬儀に使える言葉
「お疲れの出ませんように」は、相手への労いや励ましの意が込められているため、介護や看病をしている人や、遺族に向けて使うと良いでしょう。
目上の人を労わる際にも使用できますが、受け取り方によっては失礼だと感じる可能性もあるため、使う際は、相手のことや状況を見ながら活用しましょう。
(にほんご倶楽部)
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※この記事は2023年12月20日に公開されたものです