「お話ください」は敬語表現? 正しい使い方と例文を紹介
「お話しください」の使い方と例文
「お話しください」は、相手に話すことをお願いする、話すことを促す時に使用します。ある程度「まとまった話」をしてもらうことが前提ですので、会議などの自分の意思がある意見交換などの際に使われることが多いのですね。
敬語表現のため、基本的には上司や取引先などの目上の人に使いますが、フォーマルな場面では近しい間柄の人にも使うことができますよ。
社内や社外も問わず、メールなどの文章でも使えますので、相手に対して丁寧に「話を聞きたい」という意思を示す時は、ぜひ使ってみてください。
例文
ビジネスシーンでの「お話しください」というフレーズは「相手の話が聞きたい」「相手の意見が聞きたい」「話をしてほしい」という時に使用するのが一般的です。
例えば、会議中に参加者の考えを聞きたい時などに使うことが多いです。また、司会者として代表者にあいさつやスピーチをお願いする時にも使います。
もちろん社内だけでなく、取引先やお客様の意見を聞きたい場合にも使用できます。「契約のキャンセルをされたけど、その理由が分からない」といった時にも使えます。その際は「何に対して聞きたいのか」を添えて明確にすることで、会話がスムーズに成り立ちますよ。
・「この案件について、参加者のみなさんの意見をお話しください」
・「契約をキャンセルする理由をお話しください」
・「それでは今回のセミナーの概要をお話しください。お願いたします。」