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ダイエット中でも安心! 管理栄養士おすすめのスタバ低カロリードリンク5選

藤橋ひとみ

体重の増加に悩みがちな年末年始はダイエットを意識する人も多いのではないでしょうか? 食事制限などで何かと我慢が多いイメージのダイエットですが、ダイエット中でもカフェでおいしいドリンクが飲めたらうれしいですよね。そこで今回はスターバックスコーヒーのメニューからダイエット中に飲んでも安心な低カロリードリンクを管理栄養士の藤橋ひとみさんに教えてもらいました!

ダイエット中でもホッとひと息、カフェでおいしいドリンクが飲みたい時もあるのではないでしょうか。

過剰な我慢はストレスのもとになり、ダイエットの逆効果になりかねません。カフェもドリンクの選び方のコツを知っていれば、罪悪感なく楽しむことができます。

そこで今回は、人気のスターバックスコーヒーのメニューからダイエット中におすすめのドリンクをご紹介します。

ダイエット中に気をつけたいドリンク選びのキホン

ダイエットをする際に、知っておいていただきたい知識としてお伝えしたいのが、体重の増減はエネルギー(カロリー)の出納に左右されるということ。減量をするなら食事からとる摂取カロリーが消費カロリーよりも少なくなるように調整することが大切です[1]。

特に意識をしたい間食は1日200kcalを超えないように気をつけましょう[2]。

ドリンクも間食に含まれることをお忘れなく! とにかくカロリーを抑えたいという時は、サイズはなるべく小さなものを選び、メニューはなるべく無糖かつミルクやクリームが入っていないシンプルなものを選ぶと良いでしょう。

また、スターバックスのドリンクは、同じサイズで比べると、全体的にホットよりもアイスの方が低カロリーな傾向があります。

ダイエット中でも安心! 低カロリーなドリンク5選

全商品の中で最もカロリーが低いのは、ほとんどの商品が0kcalであるティー、次いで5〜20kcal程度のコーヒー系(ドリップコーヒーなど)やエスプレッソです。

今回はそれら以外で、定番メニュー(カスタマイズをしない場合)の中から、エスプレッソビバレッチから2つ、ティービバレッチから2つ、フラペチーノビバレッジから1つ、カロリーを基準にダイエット中におすすめのドリンクをご紹介します[3]。

※サイズが複数ある商品はTallサイズを元に算出しています。

エスプレッソビバレッチ

トリプルエスプレッソラテ(アイス):110kcal

スターバックスラテより2ショット多い、3ショットのエスプレッソを使っているラテ。ミルクの量が少なくなっているのでカロリーを抑えられています。少量のクラシックシロップを加えているので苦すぎず、飲みやすいのも特徴。よりカロリーを抑えたい時は、無脂肪乳(80kcal)またはアーモンドミルク(85kcal)へのミルク変更がおすすめです。

カプチーノ(ホット):114kcal

ホットのエスプレッソビバレッジで最もカロリーが低いメニューがこちら。ふんわりと滑らかな舌触りのフォームミルクがたっぷり含まれているため、泡の割合が多い分、ミルクの量が少なくなります。

こちらのメニューはアイスになると泡が減ることから、ややカロリーが高くなります(142kcal)。

こちらもよりカロリーを抑えたい時は、無脂肪乳(73kcal)またはアーモンドミルク(80kcal)へのミルク変更が良いでしょう。

ティービバレッチ

ゆずシトラス&ティー:ホット119kcal、アイス117kcal

ティーに、グレープフルーツ・オレンジ・レモン・ゆず果皮をミックスしたシトラス果肉を組み合わせたもの。アイスにはブラックティー、ホットにはイングリッシュブレックファストティーが使用されています。ミルクやクリームが使われていないため、ほとんど脂質を含まないことで、比較的カロリーが低くなっています。

ほうじ茶ティーラテ(ホット):162kcal

ミルクの甘い香りの中に、ほうじ茶の香ばしい香りがしっかりと漂う、やさしい甘さのティーラテ。他のティーラテよりも甘さが控えめで、低糖質なのがカロリーが抑えられている理由の1つです。こちらも無脂肪乳(117kcal)またはアーモンドミルク(125kcal)へのミルク変更でカロリーの調整も可能です。

フラペチーノビバレッジ

マンゴーパッションティーフラペチーノ:140kcal

マンゴーとパッションフルーツのジュースに、パッションティーと氷をブレンドした、フルーティーな味わいのフラペチーノ。キャラメルや抹茶など定番のフラペチーノは300kcal前後のところ、その半分くらいと比較的低カロリー。

ミルクやクリームが使われていないため、低脂質なのがその理由です。カフェインも入っていないので、飲む時間などを気にせず楽しめます。ダイエット中でもフラペチーノを飲んで満足感を得られるのはうれしいですよね。

いつものメニューを楽しむ。おすすめカスタマイズ

甘いものやミルク入りのドリンクが飲みたい場合、カスタマイズ次第でカロリーを抑えることができます。

ラテなどミルクを使うメニューは、7種類のミルクから好きなものを選べることはご存知でしょうか。通常のミルクから低脂肪乳、無脂肪乳への変更(追加料金なし)、アーモンドミルクへの変更(追加料金あり)でカロリーを抑えることができます。ただし、ヘルシーなイメージはありますが、豆乳、オーツミルクへの変更ではあまりカロリーオフにはつながりません。

カフェミスト(コーヒーに少量のミルクを加えたドリンク)は、唯一ミルクの種類を追加料金なしで全種類から選べるお得なメニューです。ドリップコーヒーの2杯目を特別価格で楽しめるOne More Coffeeでも注文できます!

ミルク変更でどのくらいカロリーが変わるかは下の票を参考にしてみてください。

また、スターバックスでは、シロップやホイップクリームを使用しているメニューは、量を無料で減らすことができます。 “ライト”シロップ/ホイップと注文するか、どのくらい減らしたいかを具体的に伝えて注文するとお好みの量にできますよ。

選び方を工夫して楽しいカフェタイムを!

さまざまなメニューがあるスターバックスコーヒーだからこそ、選び方を工夫すればカロリーをかなり抑えることができます。

今回ご紹介したメニュー以外のカロリーは、スターバックスコーヒージャパンのWebサイトやアプリで確認することができます。

ダイエット成功のためにもストレスなく楽しいカフェタイムを過ごしてくださいね。

(文:藤橋ひとみ、写真・編集:マイナビウーマン編集部)

【参考文献】
[1] 厚生労働省, e-ヘルスネット, ダイエット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-090.html
[2] 厚生労働省, e-ヘルスネット, 間食のエネルギー(カロリー)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-013.html
[3] スターバックスコーヒージャパン, 栄養成分情報
https://product.starbucks.co.jp/allergy/nutrient/

※この記事は2023年12月13日に公開されたものです

藤橋ひとみ (株式会社フードアンドヘルスラボ 代表取締役、管理栄養士)

東京大学大学院医学系研究科修了(医学博士)。すべての人が毎日の食事で 心と体のトラブルを予防・改善できる社会づくりに貢献すべく、レシピ開発、コラム執筆、メディア出演など幅広く活動中。大豆製品、発酵食品に関する資格を多数取得し、管理栄養士の知識を活かしながら、それらの魅力を発信している。
ホームページ:https://is-food-health-labo.com/

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