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「おあいそ(お愛想)」の意味とは? 会計時に使うのは失礼?

にほんご倶楽部

「おあいそ」の代わりに使える言葉

ここからは、「おあいそ」の代わりに使える言葉を紹介します。

(1)「お会計」

「おあいそ」の代わりになる最もスタンダードな言葉が「お会計」でしょう。多くの人にとってなじみのある言葉なので、料亭や鮨屋などの和食店だけでなく、フレンチやバーなど幅広いシーンで使えます。

(2)「お勘定」

「お勘定」も「お会計」と同じように使えます。どのお店でも問題なく使えるでしょう。

(3)「チェック」

「チェック」も、会計時に使える言葉の1つです。また、「チェック」は英語でお会計を意味するので、海外でも使えます。

(4)「ごちそうさま」

料理をいただいた後のあいさつとして、「ごちそうさま」を使うのも一案です。伝票を持ってレジに行き「ごちそうさまでした」といえば、わざわざ「お会計を……」と言わなくても十分に意図が伝わるでしょう。

「おあいそ」は元々店側が使っていた言葉

「おあいそ」は、店側が客側に対して申し訳ない気持ちを表す「お愛想尽かしなことで申し訳ございませんが、お勘定をお願いします」という言葉から生まれたといわれています。

客側が使うと「愛想が尽きた」といったニュアンスで受け取られる可能性もあるので、誤解されたくない場合は使わない方が無難でしょう。

「おあいそ」は「お会計」「お勘定」などと言い換えられるので、覚えておくと便利です。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年11月14日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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