付き合ってないけど特別な存在とは? 男性心理と恋人になる方法を解説
「付き合ってないけど特別な存在」とは、どのような関係なのでしょうか。毎日LINEをして、ずっと一緒にいるのに彼女になれない理由とは? 今回は、「付き合ってないけど特別な存在」と考える男性心理について、恋愛コラムニストのTETUYAさんに教えてもらいました。
「君は俺にとって特別な存在だから……」
このせりふが口に出せる男性は、総じて自分に酔っているナルシストと言っても過言じゃない。
言われた身としては、この後「告白されるかも」「彼女になれるかも」と期待してしまうだろう。でも、このせりふをポジティブに受け止めすぎない方がいい。
今回は、付き合っていないけれど特別な存在だと言ってくる男性について、タイプ別に心理をひも解いていこう。
「付き合ってないけど特別な存在」と考える男性心理とは?
「付き合ってないけど特別な存在」というせりふを口にする男性の心理には、大きく分けて脈ありと脈なしの2つが存在するといえる。
さらに、男性のタイプによって脈あり・脈なしを判断した方がいいだろう。
以下、真面目でシャイな「重い男」と、チャラくて社交的な「軽い男」に分けて、「特別な存在」という言葉を使う男性の本音について解説する。
(1)好意はあるけど決定打がない
真面目な「重い男」の場合、たとえ好意があったとしても彼女にするための決定打がないと告白まで踏み切れない傾向がある。
気軽に「君のことが好き」とは言えないから、「特別な存在」とオブラートに包んでいるのだろう。
もしかすると、君には友達から恋人という一線を越えるための魅力が足りないのかもしれない。ただ、相手に多少なりとも脈ありを感じさせる素振りがあれば、ここからのリカバリーは期待できるはず。
(2)自分に好意を抱いてくれる女性を失いたくない
社交的な「軽い男」の中でもLINEのレスが遅めで、好意を全く感じない場合は、自分のファンとして女性の心をつなぎとめておくために「特別な存在」という言葉を使っている可能性がある。
相手に対して「ごめん無理」と言ってしまえば、彼女の気持ちは別の異性の元へいってしまうだろう。彼らはそれを避けるために、曖昧な返しをしていると考えられる。
付き合うような親しい間柄になりたいとは思っていないけれど、自分に好意を抱いてくれているのはうれしいというのがこのタイプの本音だろう。この恋に先はないと思った方がいいかもしれない。
(3)とりあえずキープしたい
「軽い男」のタイプに属し、既に君と体の関係がある場合は、彼女としての決定打はないけれど、セフレには最高だと思っている可能性が高い。
体の相性も合うし、キープしておきたいという思いから、期待させるような発言をするのだろう。
(4)ただこのせりふを言って自分に酔いたい
「軽い男」の中でもナルシスト色が強めなタイプは、「特別な存在」というせりふで君を喜ばせようとしていると考えられる。
彼の心理としては、この言葉をとにかく使いたいだけで、他の女性にも同じことを言っている可能性が高い。
これは、口癖のようにさらっと「好き」「かわいい」などのフレーズを口に出せる男性に多い傾向といえるだろう。
「付き合ってないけど特別な存在」になりやすい女性の特徴
「付き合ってないけど特別な存在」とは言い換えるなら、「恋人にするには何かが足りない存在」ではないだろうか。
ここからは、そんな「特別な存在止まり」の、ともすれば都合がいいと思われる女性の特徴について紹介する。自分に当てはまるものがあれば注意してみて。
(1)真面目すぎる
誠実な人を好む男性ももちろんいる。ただ、彼からすると真面目すぎる子は面白みがなくて、つまらないのかもしれない。
(2)色気がない
性格が良くて気が合うのに、なぜか色気を全く感じない。こういうタイプの女性に対して、「友達としては大切にしたいけれど、彼女として考えるとちょっと違う」と思ってしまう男性は多いだろう。
やっぱり、相手との性的な関係を想像できるかどうかは大事なのだと俺は思う。
(3)リアクションが薄い
世の中には、男性側がいろいろと会話を盛り上げたり、サプライズを仕掛けたりしても、リアクションの薄い女性がいる。
彼が「相手を喜ばせたい」というマインドが強いタイプであれば、一緒にいてもテンションが上がらない女性とは一線を越えられないと考えることもあるだろう。
(4)すぐに体を許す
簡単に体を許してしまうような女性は、彼女にしてもすぐに他の異性に抱かれるんじゃないかという不安がよぎってしまう。
それ故、「特別な存在」としてキープしておくのがちょうどいいと考えるのだろう。
(5)彼女にしたい条件を満たしていない
男性の中には、彼女にしたい条件の中に「友達に自慢できる子」という項目を設けている人もいる。この詳細は見た目に限らず、礼儀など人それぞれ。
周囲から「お前の彼女いい子だね」と言われたい。そんな見栄っ張りな男性の願望を満たせる女性であるかというのも、重要なポイントなのかもしれない。
特別な存在から恋人になるための方法
「特別な存在」から本命彼女になるのは簡単じゃない。なぜなら、めちゃくちゃ好きならこんな思わせぶりなフレーズを口に出す前に彼女にしているはずだから。
ただ、このせりふを発した男性に共通することは、「君への情は湧いている」ということ。ここをどう攻めるかだね。
「重い男」へのアプローチ方法
真面目でシャイな「重い男」に該当し、彼からの好意を感じる場合は、こっちからグイグイ押し切る作戦をおすすめする。
例えば、「特別な存在って?」「どうすれば彼女になれるの?」と、優しく聞いていけばいい。
そうすることによって、真面目でピュアな彼の頭の中が自然と整理されて、思考がポジティブになっていくだろう。もちろん並行して、自分の魅力をアピールし続けることも忘れずに。
「軽い男」へのアプローチ方法
チャラくて社交的な「軽い男」を好きになってしまったとしても、さっき言った「君への情」は湧いているはず。
俺の考えとして、彼女ではないにしても自分にとって特別な存在である女性が、他の異性に奪われるのはいい気がしない。
簡単に言うと、自分のファンが減るのは嫌なのだ。特に「軽い男」はそのマインドが強い傾向がある。
だから、一か八かで「別の男の影をちらつかせる作戦」を試すのもいいだろう。SNSなどで少し匂わせをしてみて、向こうが嫉妬するような素振りを見せたら、一気に押し切ることができるかも。
自分が納得のいく関係性を見つけよう
俺が思うに、男性は総じて欲張りな生き物であり、自分に好意を抱くファンは多い方がうれしいもの。だから、彼女にしようとまでは考えていなくても、甘い言葉で君のことをつなぎとめようとしてくるのだろう。
そして、恋愛の場数を踏んでいるモテ男ほど、今回の「特別な存在」というフレーズを躊躇なく使ってくる傾向がある。
男性のタイプや現状の脈あり脈なしのステータスを分析して、一度2人の関係性を見直してみるといい。
自分のことを一番に考えて、無駄な時間を過ごさないようにしてね。
(TETUYA)
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※この記事は2023年11月13日に公開されたものです