マッチングアプリで出会った飲み仲間候補。飲み会初回の結果は……?
一生独身を決意したアラサー女、たにし。そんなたにしが「Tinder婚」「スピード婚」「年の差婚」のトリプル婚をキメるまでの経緯とは? 第3話では、マッチングアプリであるTinderで出会った飲み仲間候補との飲み会初回についてお話します。
こんにちは! 三度の飯より酒が好き、マイナビウーマン編集部のたにしです。
「最近は、あえて結婚しない選択をする人が増えてきている」なんていわれていますよね。かくいう私も、結婚しない人生を選択した……つもりでした。
それなのに、今は飲み仲間でもある13歳年上の夫がいます。なぜ一生独身を決意したのに結婚したのか? 飲んだくれているだけでも結婚ってできるのか?
この連載では、一生独身を決意した私が「Tinder婚」「スピード婚」「年の差婚」のトリプル婚をキメるまでの経緯をつづっていきます。
「楽しく飲んだくれていたら結婚できた」という事例として、結婚を望む酒飲みさんのちょっとした希望になれたらうれしいです。
今回は、Tinderで出会った飲み仲間候補との飲み会初回についてお話します。
▼連載1回目はこちら
一生独身を決意してTinderで飲み仲間を探すことにした理由
▼前回のお話はこちら
Tinderで出会った運命の飲み仲間と会うまで
私にかけられていたあらぬ疑惑
Tinderで出会ったリリーさんと私には「ちょうちんを食べたことがない」という共通点があったので、一緒に焼き鳥屋さんへいくことになっていました。
ちょうちんとは、鶏の卵巣の中にある卵になる前の卵黄部分(きんかん)と、卵の通り道である輸卵管や卵巣の部分(ひも)を一緒に串に刺した希少部位。
せっかくの初ちょうちんは良い思い出にしたい。そう思った私は、ちょうちんが食べられて、かつ評判の良いお店を探し、リリーさんに共有しました。
快く承諾してくれたリリーさん。よし、ここを予約しよう。そう思ってお店に電話してみたのですが、人気店を予約するタイミングとしては遅すぎたようで、既に満席。
私は慌ててちょうちんが食べられる別のお店を探し、予約した上でリリーさんに連絡しました。
私が予約したのは歌舞伎町にあるこぢんまりした焼き鳥屋さんです。感謝してくれたリリーさんですが、交際開始後の本人曰く、ぼったくりバーに連れていかれるのではと疑っていたようです。
よくあるパターンは、女性が「行きたい店がある」などと理由をつけて男性をぼったくりバーに連れていき、高額な請求をするというもの。
リリーさんは、私が2人で決めたお店ではなく歌舞伎町の小さいお店を予約したので、「うそをついてぼったくりバーへ連れていこうとしているのでは」と感じたそうです。気を利かせたつもりだったのに……。ていうかよくそれで飲みに来たな、と今でも謎です。それだけ私に会いたかったってことですね♡(ポジティブ)
そしてやってきた初回の飲み会当日
さて、話を当時に戻します。私は「ぼったくりバーに連れていかれるのでは」と疑われていることなどつゆ知らず、初回の飲み会当日を迎えました。
ドタキャンの危機
当日の仕事を終え、職場から約束の店へ向かっていると、リリーさんから連絡が入りました。
ここまで読んで、私は失望しました。あー、これドタキャンされるやつじゃん。もう電車乗っちゃったよ。こうなったら1人で2人分飲んでくるぞ。覚悟を決めて、続きを読みます。
って、来るんかーい! いや、うれしいけど。明日の朝早いのに、飲み会の約束を守ってくれた……これは良い飲み仲間になれそうだな、とリリーさんへの好感度が上がったのでした。
目の前に現れたのは……
そして、いよいよリリーさんと対面です。もちろん、この時点では恋愛感情一切なし、恋愛に発展させるつもりも一切なしです。
お店の前で待っているとのことだったのでお店へ向かうと、そこにいたのはリリー・フランキーさんをより長身にして、お笑いコンビ「ピース」の又吉さんで割ったような男性でした。うそでしょ、かっこいい……。
私の「かっこいい」の基準については説明すると長くなるので割愛しますが、とにかくリリーさんは予想以上にスタイルが良くて、かっこよかったのです。
しかし、私は一生独身を決意した女。そして今日は「デート」ではなく「飲み会」。ドキドキする気持ちを抑え、リリーさんと一緒に焼き鳥屋さんへ入りました。
念願のちょうちんデビュー
お店に入ってすぐ、私たちはちょうちんを注文。ちょうちんが出てくるまでの間は、お互いにTinderを使い始めた理由について話していました。
リリーさんは、歴代の彼女が皆お酒を飲まない人だったので女性とお酒を飲んでみたくてTinderに登録したこと、過去の恋愛で苦労したし年齢のこともあるのでもう恋愛は望まず飲み仲間を探していることを話してくれました。外見がリリー・フランキーさんでも恋の年齢制限を感じることはあるようです。
そうこうしているうちに、ちょうちんが到着。タレをまとってツヤツヤ光るひもの先に、果物のきんかんを甘露煮にしたような、濃ゆい橙色のまぶしい卵黄が輝いています。
卵黄をパクッと口に入れると、濃厚な中身がプチッとろ~とあふれ、私たちは初対面の緊張も忘れて「おいし~~~」と喜び合ったのでした。
飲み仲間になった2人
ちょうちんを食べた後も、私たちはそのお店の料理や日本酒を楽しみながら、いろいろなことを話しました。
焼き鳥だとぼんじりが好きなこと、好きだからってぼんじりを500g買って一気に食べたら吐きそうになったこと、飲み仲間ができたら一緒にディープな居酒屋に行ってみたいこと。
終始印象的だったのは、リリーさんが良い意味で子どものような反応をすること。おいしかったら満面の笑みで「おいしい!」と言い、楽しかったら大げさに笑う。それってなんだかすてきだな~、と思いながら話していました。
もちろん恋愛する気はなかったのですが、それでも飲み仲間として今後もぜひ飲みに行きたいなと考えているうちに、そろそろ解散の時間。
どうやらリリーさんも同じように思ってくれていたようで、「また飲みに行きましょう!」と言ってくれました。そして、LINEを交換して解散。私たちは晴れて飲み仲間となりました。
ちなみに、お会計額も普通だったので「ぼったくりバーに連れていかれるのでは」という疑惑も晴れたようです。めでたしめでたし。
リリーさんからさっそく次回飲み会のオファーが!
飲み会の数日後、リリーさんから「次はここに行ってみませんか?」ととあるお店のURLが送られてきました。さっそく次回飲み会のオファーがきたのです。
喜んでURLを開いた私ですが、お店のレビューを読んで思わず息をのみました。その理由とは……? 次回(11/8)の連載でお話します!
(文:たにし/マイナビウーマン編集部)
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※この記事は2023年11月08日に公開されたものです