「お気をつけください」は正しい敬語? 使い方と言い換え表現【例文付き】
ビジネスシーンでよく耳にする「お気をつけください」という言葉。正しい敬語表現なのでしょうか? 上司や目上の人に使ってもいいのか、言い換え表現などを併せて紹介します。
「お気をつけください」という言葉は、日常生活でもビジネスシーンでもよく耳にする機会があるかと思います。
しかし、実は誤った使い方をしていることもあるのです。
この記事では、「お気をつけください」の意味や使い方について解説します。正しい敬語表現を覚えましょう。
目次
「お気をつけください」の意味
まずは、「お気をつけください」という言葉の意味をみていきましょう。
「お気をつけください」は、「注意する、用心する」という意味の「気をつけて」に「お~ください」という敬語表現をつけたものです。これは、相手に注意や用心を促す時に使われます。
「お気をつけください」は目上の人に使える敬語表現?
「お気をつけください」は、上司や目上の人に対しても使える表現です。
相手への思いやりを伝えることができる言葉です。ビジネスのシーンではメールなどに添えるとよい印象を与えられるので、覚えておくとよいでしょう。
「お気をつけください」を使う時には、何に気をつけるのか、気をつけて何をするのかを明らかにするようにしましょう。
例えば、「足元にお気をつけください」「お体にお気をつけください」というように使います。「お気をつけください」のみで使うことはありません。