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挨拶できない人の特徴や心理は? 挨拶しない人への接し方

井口藍

(1)挨拶するのが怖い

「自分は周りから嫌われているのではないか?」「自分から挨拶して無視されたらつらい」などの理由で、自分から挨拶することに苦手意識を持っているケースです。

このタイプは、なかなか勇気が出ないがために自分から声を掛けられないだけで、周りから挨拶されたらちゃんと返してくれるでしょう。

(2)目立つのが恥ずかしい

職場では、大きな声でその場にいる人たち全体に向かって挨拶することがあります。

挨拶できない人の中には、大きな声を出すのが苦手だったり、周りの視線が自分に集中するのが恥ずかしかったりして、つい挨拶を避けようとしてしまうタイプもいます。

ただし、一対一なら気にならないので、挨拶や会話そのものには問題がないことも多いでしょう。

(3)嫌いな人とは関わりたくない

たとえ苦手な人や嫌いな人であっても、最低限の礼儀は必要だと考える人が大半ではないかと思います。

しかし、好き嫌いで行動することに抵抗がない人は、挨拶すらしたくないと考えます。ある人には挨拶をして、ある人にはしないので、周りもその態度の違いにすぐ気づいてしまいます。

挨拶だけでなく会話を避けたり、仕事上のサポートにも差をつけたりするので、このタイプには少し手を焼くかもしれません……。

(4)見下している相手には挨拶しない

好き嫌いのような感情ではなく、人を「自分より上」「自分より下」に分けて見るタイプもいます。

プライドが非常に高く、自分が見下している相手には平気で失礼な態度を取るでしょう。

自分に自信がないからこそ、またはライバル視しているからこそ極端な態度をする場合も。下に見ている相手から挨拶されても返すことはないでしょう。

(5)目下の人が挨拶すべきだと考える

職場の上司や先輩などで見かけたことがあるのではないでしょうか?

このタイプは、学生時代など過去の経験を通じて、挨拶は目下の人からすべきだと考えています。相手から挨拶されれば返しますが、相手が笑顔で目を合わせていたとしても、無表情で素っ気ない態度になることも。

立場によって態度を変えるのは当然で、自分から見て上司や取引先にあたる人には愛想が良いのも特徴です。

(6)挨拶は無駄

本人の中では超合理主義で、無駄を省くのは良いことだと考えています。

特に職場に多いタイプで、仕事に直接関係ないことは必要がないと考えます。メールや電話での「お世話になっております」「お疲れさまです」といったフレーズも同じく無駄だと思っているでしょう。

気配りも一切せず、自分が挨拶をされてもありがたさは感じない傾向があります。

(7)1人でいたい

極端に内向的な人や、何かに集中していると他のことに関心を向けられない人も、なかなか挨拶できません。

挨拶されても返さないのはもちろん、挨拶されたことにすら気づいていない場合もあります。

1人でいる時間や空間を心地良いと感じるので、職場の同僚から食事に誘われなくても何とも思わないことが多いでしょう。むしろ、とらわれるものがなく、自分のタイミングで行動したいからありがたいと考えます。

挨拶できない人への対処法は?

挨拶できない人にはその人なりの理由があることは分かります。ただし、周りを不快にさせたり、コミュニケーションが取りにくかったりして、何かと迷惑を被ることもあるはずです。

▶次のページでは、挨拶できない人との接し方について、5つの観点から解説します。

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