一緒にいるとイライラする人の特徴15。上手に付き合うための対処法とは
一緒にいるとイライラする人っていますよね。家族、友達、あるいは職場など、もし出会ってしまったらどう対応すればいいのでしょうか? 今回は一緒にいるとイライラする人の特徴と付き合い方について解説します。
なぜか一緒にいるとイライラする人っていますよね。家族、友達、あるいは職場など、無視できない関係だと困ってしまうもの。
そんな人の特徴と付き合い方、対処法について解説します。
一緒にいるとイライラする人の特徴
一緒にいるとイライラする人には、独特な言葉遣いや行動の特徴があります。共通点を紹介します。
(1)自分のことしか考えていない
一緒にいてイライラする人は、自己中心的な人が多いです。マイペースと言えば聞こえが良いですが、他人のペースを乱して自分の都合のいいようにふるまいます。
(2)人との会話に勝手に入ってくる
一緒にいてイライラする人は、人の会話にずけずけと入ってきます。友達や家族、恋人と親密な話をしている時でも、おかまいなしに割って入ってくるのです。
そして自分が言いたいことを自分のタイミングで言い、話の腰を折ってしまいます。
(3)人の話は聞かないのに自分の話は聞いてもらいたがる
一緒にいてイライラする人は、自分が話せれば満足する傾向があります。
自分勝手で周囲のことを気にしないため、相手の話を遮ってまで自分の意見をねじ込んだり、話のオチを先に言ったりするなど、自分のペースで会話を進めたがります。
(4)自慢話ばかりしてくる
一緒にいてイライラする人は、常にちやほやされたい性格であることが多いです。
そのため、注目を浴びたり、褒められたりするのが大好きです。こちらが聞いてもいないのに、自慢話や過去の栄光話を繰り返し話すでしょう。
(5)とにかく話が長い
一緒にいてイライラする人は、寂しがり屋でかまってほしいタイプも多いです。
自分に注目してもらいたいので、無駄に話が長くなってしまうのです。本筋には関係ない情報を細かく入れて、話をまとめないことがほとんどです。
(6)なにかとネガティブ
何事に対してもネガティブに捉えがちな人も一緒にいてイライラするでしょう。
いつも自身を卑下し、相手の意見を悪い方向に捉えて落ち込みます。また、起こってもいないことを想像して不安になる人も。
(7)その日の機嫌によって言動が変わる
その日、その時の感情で行動し、周りがその人の機嫌によって振り回されてしまうパターンもあります。
機嫌が良い時は普通なのに、機嫌が悪いときは口調がキツくなったり、あからさまに機嫌が悪いという態度をとったりします。
(8)いつも揚げ足を取ってくる
一緒にいてイライラする人は、他人に対する許容範囲が狭いため、人の細かい間違いを指摘せずにはいられないでしょう。
少しでも間違いを見つけたら、ここぞとばかりに揚げ足を取ってきます。いちいち重箱の隅をつつくような指摘をして、人をイラつかせるのです。
(9)常に上から目線で話してくる
一緒にいてイライラする人は、本当は自信がないことを隠すために自分を大きく見せたがることがあります。
そのため、大した実績もないのに偉そうな口ぶりで話してきます。いつも上から目線で、実力以上に自分を見せようとするのです。
(10)やることに対して毎回否定してくる
一緒にいてイライラする人は、相手の意見を尊重する気持ちが薄いため、自分の価値観や嗜好と違うものがあれば言わずにはいられません。
相手の見た目や会話、行動など、自分の好みにそぐわない事柄に対して否定してくるでしょう。
(11)優柔不断で決断に時間がかかりすぎる
優柔不断なタイプの一緒にいてイライラする人もいます。
どんなことに対しても決定するまで時間がかかり、お店のメニュー選びや行きたい場所などでずっと迷い続け、自分1人だけが決まっていない状況でもなかなか決定することができません。
(12)言い方がきつい
一緒にいてイライラする人は、デリカシーのない言葉や口調で話す人も多いです。
基本的に空気が読めないので、誰に対しても同じテンションで話してしまうのです。相手に対する礼儀や思いやりを忘れていることもあるでしょう。
無意識に命令口調で話したり、口が悪かったりします。
(13)自分が一番正しいと思っている
一緒にいるとイライラする人の中には、自分に自信を持ちすぎているタイプもいます。自分の考えや価値観を堂々と押し付けてくるのです。
例えば、仕事でミスした場合も自分の非を認めず人のせいにしたり、自分と違う意見に対して過剰に反応したりします。
(14)自分の主張がない
自分の意見や主張がない人に対してもイライラしやすいでしょう。
行きたい場所や食べたい物など、考えることを放棄して、全て相手に決めてもらえばいいと考えている人もいます。
(15)文句や悪口しか言わない
何に対しても文句しか言わない、人の悪口しか言わない人もイライラしますよね。
本人は、文句ではなく自己主張の一環だと考えているかもしれませんが、一方的に悪口を言ってくる人の話を聞いている方はうんざりしてしまいます。
一緒にいるとイライラする人の対処法
空気が読めない人やわがままな人とは一緒に過ごすだけでイライラしてしまうこともあるでしょう。
どうすればうまく対応できるでしょうか。対処法を紹介します。
(1)「相手を変えよう」なんて思わない
周囲をイライラさせる人は、他人の意見を受け入れらない傾向があります。自分の価値観を最優先してしまうため、こちらが変に言い返したりすると、余計にヒートアップしてしまう可能性が高いでしょう。
そのため、「あの人はそういう人なんだ」と諦めて、適当に相づちを打ったりスルーしたりするようにするのが良いでしょう。
(2)相手に期待しない
相手に過度な期待を抱かないことも、イライラを発生させないポイントです。
最初から期待をしなければ、相手が常識とかけ離れた言動をしたとしても、失望することもなく、淡々と状況を見据えることができます。
(3)相手をよく観察してみる
相手に対してイライラするポイントは、実は自分にも同じ傾向があることも。自分の嫌なところ、目を背けたいところを相手が持っており、それに対して嫌悪感を抱いているのです。
その場合、まずは相手の何がイライラするのかを突き止めましょう。そして、反面教師として自分の成長につなげてみてください。そうすることで、相手に対して持っていた感情が薄れることがあります。
(5)最低限の付き合いに留める
イライラする人とは、いっそのこと最低限の付き合いにするのも良いでしょう。職場での会話は業務上で必要なことだけ、ランチは別々にとるなど、極力接触を減らすのです。
接触が少なくなることで、相手を意識しなくてすむようになるでしょう。
一緒にいてイライラする人と接して自分を振り返ってみて
「他人に対して苛立ちを感じた時は、自分について知る良い機会である」。これは心理学者・ユングの名言です。
他人の欠点をなおすことは困難ですが、同様の自分の欠点には対策が可能です。人間関係においてイライラするなどの悪感情が湧いた時は、「何かを学び、成長できるチャンスかもしれない」と考えて、自分を振り返ってみるのもいいですよ。
(ガラクティ)
※画像はイメージです
※この記事は2023年10月17日に公開されたものです