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【難読】“だんくり”ってなに?「団栗」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「団栗」の読み方です。

“だんくり”って一体なに? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「団栗」の読み方は?

「団」は、そのまま読むと“だん”、「栗」も“くり”ですよね。では、二つを合わせて“だんくり”という読み方は正しいのでしょうか?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“どんぐり”と読みます。

「団栗」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「団栗」の意味は以下のように解説されています。

どん‐ぐり【▽団×栗/×橡】

クヌギ・カシワ・コナラ・カシなどのブナ科植物の実。球形や卵形で堅く、下方を殻斗 (かくと) が包む。《季 秋》「―の寝ん寝んころりころりかな/一茶」

秋になると、落ちているのを目にしますよね。小さいころ、拾い集めたという人もいるんじゃないでしょうか。漢字で書くと、「団栗」となるんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「団栗」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。実は、丸い栗のような形から「団栗」とされた当て字だそうです。確かに、栗と見た目が少し似ていますよね。

漢字で書く機会はそうそうないと思いますが、公園などで団栗を見つけたら、こんな漢字だったなと思いだしてみてください。

(ななしまもえ)

※この記事は2023年10月12日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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