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本業だけでは生活が苦しい。20代におすすめの「収入を上げる」方法とは?

#お仕事ハック

ヨダエリ(コラムニスト)

仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。

今回のお仕事ハックは「本業だけではお金が足りない」とのお悩みについて、コラムニストのヨダエリさんがアドバイス。

本業だけではお金が足りない

最近の物価上昇によって、本業だけの収入では生活が厳しくなってきました。これまで自分に向いていると思った仕事を一生懸命してきたつもりですが、このままだとプライベートを楽しむ余裕が全くありません。転職をするべきか、副業を始めるべきか悩んでいます。また、素人でも始めやすいおすすめの副業があれば知りたいです。(20代/販売職)

「本業だけの収入では生活が厳しくなってきた」。「プライベートの時間を楽しむ余裕が全くない」。これは相当シンドイと思います。

その上で、まず一つ気になったのですが、給料を上げてもらえないか、という交渉はしてみましたか? もし会社があなたを手放すのが惜しい場合、検討してくれる可能性があります。

いや、そこに関しては望みゼロなので転職か副業を考えているんです、ということであれば。

まずは副業ではなく、転職する方向で動いてみては、と私は思います。

なぜなら、まだ20代と若いことは転職に有利だから。そして、「自分に向いていると思った仕事を一生懸命してきたつもり」という言葉に可能性を感じるからです。

特に「自分に向いていると思った仕事を」というのがポイント。「一生懸命」は自分だけの基準で成り立ちますが、「自分に向いている」は、多少なりとも周りとの比較や周りからの評価があってこそ感じるものですよね。

だから、勤める会社を変えれば収入も増える可能性があると思います。

今、友人を思い浮かべているんですが……いい仕事をして会社に貢献していても(そして会社側がそれを分かっていても!)、働きぶりに見合った給料をもらっていないケースってあるんです。「文句を言ってこないし、辞めなさそうだしな」と思われて。

だからまずは「このままでは続けるのが厳しい」と、辞める可能性を醸し出しながら交渉。それでダメだったら転職!

と、これで終わらせたいところなのですが。

転職ではなく副業も考えているということは、今の会社で働き続けたい理由が何かあったりしますか? それって今の会社じゃないと得られないものですか?

もしそうなら副業ももちろんアリですが、今の仕事に関係があってスキルアップにつながる仕事がいいような気がします。

繰り返しになりますが、「自分に向いていると思った仕事を一生懸命してきた」と言えるあなたが、生活が厳しいと感じる給料で諦めてしまうのは早すぎます!

副業は、もう少し年を重ねてからでも、そして職種によってはうれしいことに何歳からでもできます。でも転職はなかなか難しい。早くあなたに合った会社に出会えるなら、それに越したことはないです!

私、就職氷河期世代なので、就職って「親ガチャ」ならぬ「生まれ年ガチャ」な部分があると思ってます。でも若いうちなら、ガチャを引き直せる!(いい景品は少ないかもだけど!)

早く会社と交渉しましょう。それがダメだったら転職活動! いや、やっぱり副業で……という場合は、連載「#令和のマネーハック」で書いた「アラサー女子におすすめの副業とは?」という記事もよかったら読んでみてください。でも、あなたには転職を推しますけどね!(しつこい笑)

Point.

・「自分に向いていると思った仕事を一生懸命してきた」と言えるのは素晴らしい
・評価してくれる会社に出会えば、収入アップの可能性あり
・副業はもっと年を重ねてからでも始められるが、転職はそうではない
・今の会社と給料アップの交渉をして、うまくいかなかったら転職がおすすめ

(文:ヨダエリ、イラスト:黒猫まな子)

※この記事は2023年08月08日に公開されたものです

ヨダエリ(コラムニスト) (コラムニスト)

コラムニスト/恋愛アナリスト。慶應義塾大学文学部卒業後、PR会社勤務を経てフリーに。思春期はドイツ在住。メトロセクシャルについて分析したコラムが『AERA』『anan』など多数の媒体で話題になると同時に、携帯サイトで連載していた恋愛相談コラムが口コミで人気に。現在は新聞・雑誌・ウェブでライフスタイルやトレンド、男女の心理にまつわる記事を執筆するかたわら、エキサイトお悩み相談室で電話相談も実施。著書に「その恋、今のままではもったいない!」(情報センター出版局)「今度こそ『信じられる人』と恋愛する本」(すばる舎)など。

●ブログ「cafe dayorin」
https://ameblo.jp/dayorin/

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