美容のプロ愛用品が口コミで話題に! 「タカミ美肌コットンクロス」が広告ほぼなしでも“バズった”ワケ
ついつい気になってしまう「バズり商品」。手に入れるために何件もお店を回った、運良く見かけて何個も買ってしまった……そんな経験をしたことがある人も多いのでは? そんなヒット商品は、どんな経緯で生まれたのでしょうか。「ヒット間違いなし!」と自信を持って世に送り出され、順当にバズったのか、それともひょんなきっかけがあったのか……製品の開発担当者やPR担当者にお話を伺います。
ロングセラーアイテム“角質美容水®”「タカミスキンピール」で大人気のドクターズ スキンケアブランド、タカミ。“角質ケア”にとにかくこだわったアイテムぞろいであり、その中でも2020年12月に発売された「タカミ美肌コットンクロス」の“バズり”で、ブランドの注目度がさらに高まっています。
今回はタカミのPRマネージャーである三浦佳子さんにインタビュー。「タカミ美肌コットンクロス」の「バズりの裏側」について伺いました。
20万人以上の“生きている肌”を見てきたクリニックから生まれたブランド
そもそも「タカミ」は、東京・表参道の美容皮膚クリニックの知見から生み出されたスキンケアブランド。毎日の”正しいスキンケア”の積み重ねで、肌は誰でも美しくなれると考えるタカミが、ご自身で自宅でも毎日使える製品を提供するために誕生したそう。
公式サイトや店舗などで誰もが買うことができるものの、クリニックで20万人以上の“生きている肌”を見てきたことが大きな強み。
「肌がすごく丈夫な方もいれば、くすみや赤み、にきびなどで悩みが絶えない方もいたりと、お肌のお悩みはさまざま。『タカミ』は一人ひとりの肌を見て、その方に何が一番必要かを考えて生まれた、ドクターズ発想の視点を盛り込んだスキンケアブランドなんです」と三浦さんは語ります。
角質ケアにこだわったアイテムを展開
タカミは美肌のカギをにぎる肌表面の「角質層」に着目し、角質ケアにこだわったアイテムを展開しているのが特徴。
さらに、即効性のある化粧品を提供するという観点とは異なり、良い意味で流行りに乗らず、シンプルなケアを継続して角質を育てることにより、肌の土台から整えることを提唱していることもポイントです。
その理由は「28日周期といわれている肌のターンオーバーを整えることを意識して、根本から良い状態をキープしてあげるためには、角質の生まれ変わりのリズムをケアするための正しいお手入れを毎日の習慣にしていただくことがとても大切です。例えば歯磨きと同じように、当たり前のように毎日の習慣として肌表面の角質をケアしていただくことの大切さを、日々皆さんにお伝えしています」とのこと。
ロングセラーアイテムである「タカミスキンピール」はまさにブランドの顔となる製品で、多くのお客様が定期便で毎日使い続け、無いと困るという声もあるほどの“お守りコスメ”になっているのです。
医療用に使うガーゼの素材を使い、肌への負担を最低限に
タカミがこだわり抜く“角質”ケアアイテムのひとつが「タカミ美肌コットンクロス」。2020年12月に発売した、タオルで顔を拭くという固定概念を覆す、美肌のための顔拭き専用クロスです。
発売のきっかけについて、三浦さんは「タオルでゴシゴシと拭いている行為が、美しい角質を育むためには肌に負担になっている、ということを知っていただきたく……何か、それをリアルに体感できるものを作れないかということで、このコットンクロスにたどり着きました」と話します。
なんと言っても、その触り心地の良さに驚いた方は多いのではないでしょうか。素材には医療現場で使用される衛生品質でつくられたクロス素材をチョイス。肌との接点を極力なくすためのメッシュ構造が、肌表面の角質への負担を最低限にしながら水気を拭き取ることが可能です。
さらに、吸水性も抜群。水分を拭き取ってもティッシュのようにびしょ濡れにならないところもうれしいポイント。サイズ感はちょうど顔をしっかりと覆えるほどで、クロスを広げて優しく押さえるだけで“摩擦レス”なケアがかなうのです。
“バズり”のきっかけは美容家さんやプレスの方による紹介
しかしながら、こんなに「バズっている」人気アイテムなのに、現在タカミで広告を打っているのは「タカミスキンピール」のみ。「美肌コットンクロス」に関しては、広告を打ったことがほとんど無いというのです。
そんな「美肌コットンクロス」がなぜバズったのか。そのきっかけは、美容家さんや美容メディアによる継続的な紹介でした。美容感度の高い方によるSNSや雑誌で“おすすめ”し続けてもらえたことが売り上げに火をつけたのだそう!
「ジワジワと口コミが広がり、おかげ様で、ここ1年弱でパッと売り上げがアップしました」
今やタオルではなくペーパーで顔を拭く習慣が広まりつつあるものの、タカミがそこに着目して発売したのはおよそ2年半前。いち早くタオルでゴシゴシと拭くことでの角質への負担に着目し、製品を発売していたということで、時代の最先端を走っていると言っても過言ではないでしょう。
絶妙なバランスの素材開発には難しさも
「顔を拭くことまでもが、角質ケア」と捉え、アイテム開発を行ったタカミ。長年構想はあったものの、実際、具体的に動き始めてからは約半年ほどで発売に漕ぎ着けたそうです。
スムーズに進んだかと思いきや、開発中には難しかったこともあったと言います。
「とにかく角質に優しくないといけない。メッシュ感の目が粗すぎると、思ったようにしっかりと水分が取れないですし、目が細かすぎるとタオルやティッシュペーパーと変わらなくなってしまうので、“水分はきちんと拭き取れて、摩擦の負担を限りなく減らしつつも、肌に優しい柔らかさを”……というぴったりの素材にたどり着くまでには苦労したと、開発担当から聞いています」と、上手で絶妙なバランスの実現にまつわる苦労を明かしてくれました。
そして最後に三浦さんは、こう続けます。
「角質の大切さは、ご自身で理解して納得しないと、タカミがお伝えしている“角質ケア”の必要性がそこまで感じられないと思うので、コットンクロスのような小物にまで手を出しにくいですよね。ですが、そこまでしてこそやはり肌はきれいに保てるものという、私たちがずっとお伝えし続けていきたい思いがしっかりと込められたアイテムになっています。
角質を整えるには、毎日の正しいスキンケア習慣を身につけることが大切。その意識があれば、美肌コットンクロスの良さも分かっていただけるはずなので、ぜひその上で愛用していただけたらうれしいです」
自分への美肌のための投資として、タカミの角質を大切にするアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。
Information
「角質で、人生が変わる」伊勢丹新宿店 POP UP SHOP
2023年7月5日(水)~7月13日(木)に、伊勢丹新宿店 本館1階 化粧品フロアでPOP UP SHOPが期間限定OPENします。
今回で10回目を迎えるPOP UP SHOPのテーマは「角質で、人生が変わる」。肌表面の角質について楽しみながら“見て・触れて・学ぶ”「角質美容」メソッドを体験できる他、通常は銀座路面店「TAKAMI GINZA」のみで実施されているプライベート「角質美容」レッスンをパーソナルに個室で受けることができます(要事前予約)。
店舗情報 伊勢丹新宿店 本館1階 化粧品/プロモーション
所在地 東京都新宿区新宿3丁目14-1
営業時間 10:00~20:00(状況に応じて順次変更する場合がございます)
期間 7月5日(水)~7月13日(木)
電話注文 03-3352-1111(伊勢丹新宿店 大代表)
https://www.takami labo.com/shop/isetan/shinjuku/
(取材・文:ameri、撮影:三浦晃一、編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)
※この記事は2023年06月28日に公開されたものです