人気のクレジットカード1位は? 選ばれるメリットを調査
ゼロアクセルはクレジットカード情報メディア「クレジットカードのぜんぶ」にて、クレジットカードの利用経験がある18〜65歳の男女、合計423名に「クレジットカードの利用実態調査」を実施しました。
メインで利用しているクレジットカード、ダントツで「楽天カード」に
メインで利用しているクレジットカードについて、「楽天カード」が41.6%を占める結果となりました。以後、「その他(15.6%)」「三井住友カード(7.6%)」「イオンカードセレクト(7.3%)」と続きます。
2位のその他と比べるとダブルスコアを越える得票を獲得しており、「楽天カード」がクレジットカード各社の中でも群を抜いて人気なことが見て取れました。
持っているクレジットカードの枚数、複数所有が多数派に
現在所有しているクレジットカードの数について、「2枚」と回答した人が23.6%、次いで「5枚以上」が22.9%という結果となり、アンケートに回答したクレジットカード所有者の多くが複数のカードを保有していることが分かりました。
クレジットカードを複数所有することについて、1枚のカードが使えなくなった場合でも別のカードで代用できたり、国際ブランドのクレジットカードを複数枚持つことで、利用シーンを増やすといったことが考えられるでしょう。
メインのカードを選ぶときに一番重視するポイントは「年会費」
最も多い回答は「年会費」41.1%となりました。
次いで「還元率」が18.7%、「ポイント(マイル)の使いやすさ」が16.5%と続き、コストパフォーマンスやお得に買い物がしたいという消費者側の心理が読み取れます。
メインで使用しているカードのランクは、7割以上が「一般カード」
回答者の72.8%が「一般カード」の保有者という結果になりました。
「一般カード」が7割近くを占め、「ステータスカード」の特典よりも、カードのコストパフォーマンスにこだわって選ぶ傾向が強いことが分かりました。
メインのカードの国際ブランドは、「VISA」がほぼ半数に
メインで使用しているクレジットカードの国際ブランドを問う質問では、「VISA」がほぼ半数となる54.4%という結果になりました。
CMや広告を長年行ってきた効果や使える飲食店や店舗が多いというのが、「VISA」への安心感につながっているようです。
初めてカードを作った年齢は、「20代」が6割超に
初めてクレジットカードを作った年齢は「20代」が62.4%、続いて「18歳・19歳」が16.8%という結果になりました。
「20代」が6割以上を占め、成人もしくは社会人になってから作るという人が多いようです。ネットショッピングの支払いや家賃や公共料金の支払いなど、成人として金銭面での責任を負える年齢になったことがわかります。
メインのカードを作った一番のきっかけは「ポインが貯まるから」!
最も多かったのが「ポイント(マイル)が貯まるから」、次いで「現金を持たずに決済できるから」という結果になりました。
ポイント獲得のためであったり、現金で買い物をするよりも得になるという理由でクレジットカードを作る人が多いことがわかります。
また実店舗でクレジットカードを使えることが多いので、現金を持ち歩かなくて済むといった理由もあるようです。
カードの主な利用先、8割近くが「オンラインショッピング」と回答
クレジットカードの主な利用先について、「オンラインショッピング」が75.9%を占める結果となりました。
「オンラインショッピング」でクレジットカード払いにすると代引き手数料などを払う必要がない、即支払いができるので発送が早いといったメリットがあります。
「オンラインショッピング」をするなら、クレジットカード決済の方が便利でお得ということがわかりますね。
メインのカードは、毎月平均「1万円以上~5万円未満」使っている
「1万円以上~5万円未満」が34.0%と最も多く、無理のない範囲でクレジットカードを使用していることが見て取れます。
続いて多いのは「5万円以上~10万円未満」ですが、通信費や光熱費、食費などの必要経費にクレジットカードを使用するとこれくらいになるのかもしれません。
クレジットカードの利用頻度、3人に1人が「週に1回」
クレジットカードの利用頻度について「週に1回」が33.6%、次いで「週に2、3回」が31.2%という結果になりました。
調査結果から、クレジットカードを複数枚所持しているにも関わらず、クレジットカードの使用を制限している人が多いことが分かります。政府がキャッシュレス決済を推進しているとは言っても、多くの人が現金とカード決済を併用しているのが現状のようです。
貯まったポイントの使い道は、「買い物などに利用」が最多に
貯まったポイントの使い道については「買い物などに利用」が43.5%を占める結果となりました。
次いで「クレジットカードの支払い」が21.7%で、貯めたポイントを有効利用し、節約していることがうかがえます。
他社ポイントや商品の交換にあてるよりも、支払いで使うといった人が多い傾向にあるようです。
8割の人は、クレジットカードを持っていて「困ったことはない」
81.6%の人が、クレジットカードを持っていて「困ったことはない」という結果になりました。
クレジットカードは「盗難・紛失が心配」「セキュリティが不安」といった声もあるようですが、ほとんどのカード所有者は特に困ったということはないようです。
クレジットカードを持っていて一番困ったことは「使いすぎてしまった」
クレジットカードを持っていて一番困ったことについては「使いすぎてしまった」という回答が34.6%、次いで「カード番号の確認に手間取った」という人が21.8%という結果になりました。
リアルタイムで支出が管理できないことによる使いすぎや、クレジットカード番号を記載・入力する時に番号を確認するのが面倒といった人が多く見受けられるようです。
調査概要
クレジットカードに関するアンケート調査
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:クレジットカードの利用経験がある18〜65歳の男女
調査目的:クレジットカードの利用状況にまつわる調査
調査件数:423名
対象地域:日本国内
調査実施日程:2023年5月
(エボル)
※この記事は2023年06月27日に公開されたものです