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察してちゃんの特徴とは? 心理と上手な付き合い方

#Lily_magazin

察してちゃんとは「わざわざ言わなくても察してほしい」と相手に期待してしまう人のこと。職場にいると、どのように接するのが良いか困ってしまいますよね。この記事では、察してちゃんの特徴と心理、周囲の人の対処法を紹介します。

職場の同僚や友達の中に「察してちゃん」はいませんか?

察してちゃんとは、わざわざ説明しなくても雰囲気や立ち振る舞いから「気持ちを察して欲しい」と相手に求める人のこと。

しかし、はっきり言葉で意思表示してもらわないと、相手をする立場の人は気疲れしてしまいますよね。

この記事では、察してちゃんの特徴と心理、上手な接し方のコツを紹介します。

「察してちゃん」の意味

察してちゃんとは、自分の思い描いていることや考えを、わざわざ自分から伝えずとも相手に察してほしいと思う人のことです。

例えば職場なら「これだけ忙しく動いているのだから、もっと私を気遣ってよ」だったり、恋愛なら「本当はここを直してほしいと思っていること、考えたら分かるでしょう?」だったりと相手に求めてしまいます。

そして、自分が思うように相手が理解してくれていないと、怒り出したり不機嫌になったりするのです。

察してちゃんの特徴

ここからは、察してちゃんの具体的な特徴を見ていきましょう。

(1)理想が高く相手に求めるものが多い

察してちゃんは、理想が高い傾向にあります。そのため、相手に対して求めることが多くなってしまうのです。

自分からは詳細を伝えなくても相手がくみ取ってくれると期待したり、理想のデートプランを相手が考えるのが当たり前だと思っていたりします。

とにかく、自分がわざわざ説明しなくても願望を全てかなえてくれると思っているため、相手に求めることが多くなってしますのです。

(2)自分の考えが正しいと思い込んでいる

察してちゃんは、自分の考えが正しいと思い込んでいるという特徴も。

説明が不十分にも関わらず相手が願望をかなえられなかった場合、「責任は相手にある」と考えるのです。

自分の願望は至極当然のことであり、それを察することができない方が悪いと考えているのでしょう。

(3)感情的になりやすい

察してちゃんは、感情的になりやすい傾向もあります。自分の気持ちや要望を察してもらえないと、突然不機嫌になるのです。

相手からすると、なぜ急に機嫌が悪くなるのか理解できないということも少なくありません。

(4)本音を言うのが苦手

察してちゃんは、相手に向かって本音を言うのが苦手です。

そのため、理解してほしい本人に面と向かって伝えず、第三者やSNSなどに本音や不満を言うことがあります。

また、その場で言わず後になって言う癖もあるため、相手からすると困惑してしまうでしょう。

(5)察してくれる相手に依存する

察してちゃんは、自分の気持ちを分かってくれる人に依存しやすい傾向も。

元々コミュニケーションが苦手な場合が多く、察してくれる相手に対して「私のことをよく理解してくれる人」という感情を抱きます。

相手が察してくれることで自己肯定感を保てるため、どんどんその相手に依存していくのです。

察してちゃんの心理

前項で紹介した察してちゃんの特徴は、どのような心理の表れなのでしょうか? ここからは察してちゃんの心理を紹介します。

(1)自信がない

察してちゃんは自己中心的な性格と思われがちですが、実は自信がない人が多いといえます。

だからこそ自ら意見や希望を言うことなく、相手が察してくれるのを期待して待つのです。

(2)傷つくことを恐れている

察してちゃんは、傷つくことを恐れているが故に本心を言えない性格の持ち主。

自分が思っていることや考えていることを発言して、それに共感を得られなかったり批判されたりすることが怖いのです。

自分が傷つかないために相手が察してくれることを求め、「どうして分かってくれないの?」と、さも自分が被害者であるような立ち振る舞いをします。

▶次のページでは、察してちゃんへの上手な接し方を紹介します。

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