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「早速ですが」の使い方とは? 意味や言い換え表現・注意点を解説

にほんご倶楽部

「早速ですが」の言い換え表現

ビジネスシーンに役立つ「早速ですが」のフレーズですが、必ずしもシーンに合うとは限りません。どのように言い換えることができるか、例文を使って見ていきましょう。

(1)「早速ではございますが」

「早速ですが」は目上の人や社外の人に対して使っても失礼のない言葉ですが、より丁寧な表現を使いたい時は「早速ではございますが」と言い換えてみましょう。

「でございます」を使うことで、よりかしこまった礼儀正しい印象になります。役職の高い人や、社外の取引先やお客様に対して使うのに好適です。

相手や状況によって、「早速ですが」と上手に使い分すると良いでしょう。

(2)「さて」「それでは」

一つの話題が終わって次の話題に移りたい時や、最後のまとめをしたい時には、「さて」「それでは」という表現を使うことができます。

また、会議の冒頭では「さて、早速ですが」「それでは早速ですが」と組み合わせて使ってもよいでしょう。

「早速ですが」を繰り返すとしつこい印象になってしまいますので、「さて」「それでは」も使いながら、表現が単調にならないようにすることをおすすめします。

「早速ですが」を正しく使おう

「早速ですが」は会議などで、あいさつの後でスムーズに本題に入りたい時に使う表現です。「本題の話を始めますよ」という合図になり、聞いている人のスイッチを入れてくれます。

それと同時に、あなたに「相手の貴重な時間を無駄にしない」というビジネスパーソンとしての心得があることが相手にも伝わるでしょう。

テンポ良く話をするために「早速ですが」というフレーズを活用してみてくださいね。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年05月09日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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