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「プロテイン美容」って何? ポーラの新万能美容液を試してみた

小浜みゆ

マスクを外す機会が増え、そろそろ自分の顔と本気で向き合わないといけない2023年。私はコロナ禍前より全体的にハリ感が無くなってきて、眉毛を上げるクセのせいで、おでこにうっすらシワがでてきたような……!? ヒィ!

そんな表情ジワにアプローチし、豊かな表情をサポートしてくれる新商品「リンクルショット ジオ セラム プロティアン」がポーラから登場。「肌のプロテイン密度」に着目した、新発想の美容液です。プロテインというと筋トレ前後に「飲む」イメージがありますが、今回発売された美容液のイメージは、肌に「塗るプロテイン」。発売後すぐに「もっちり肌になって嬉しい」「使い続けたい」と口コミが増え、注目が高まっているアイテムです!

商品を開発したブランドクリエイティブ部 リンクルショットプロダクトリーダーの田中美帆さんに、新商品の特徴をわかりやすく解説いただきました。

 

肌の土台を底上げ。いろいろな肌悩みにアプローチする「プロテイン美容」

ポーラ「リンクルショット ジオ セラム プロティアン」は1月1日に発売したプロテイン配合美容液。プロテインとは日本語で「タンパク質」のことで、タンパク質は美しい肌をはじめ、人間の体に欠かせない栄養素です。

田中さん「プロテインというと、筋肉を意識して飲む人が多い、というイメージを最初に連想すると思います。しかし筋肉だけではなく、髪、爪、そして肌を構成するコラーゲン、ヒアルロン酸をつくる酵素、エラスチンなど、すべて『プロテイン』=『タンパク質』からできているのです。肌はプロテインからできているからこそ、プロテインに着目した美容、つまり“プロテイン美容”が根源的な肌へのアプローチになります」

リンクルショット ジオ セラム プロティアンを試した人の口コミを見ていると、「ハリがでた」「保湿感が増した」など、人によって感想が違う様子。肌の土台が底上げされることで、人それぞれの細やかな悩みにフィットする万能さも特徴です。

田中さん「プロテイン美容はコラーゲンやエラスチンの大元となる、土台を整えるアプローチ。商品を開発するにあたって主に20~30代に話を聞いたところ、『このシワが気になる』というピンポイントのお悩みよりも、『乾燥も、肌荒れも、ハリ感もどれも気になり、どれか一つに悩みを絞ることはできません!』という人が多かったのです。そのいろいろな悩みにお答えできるよう、開発を進めました」

 

どんな表情にも寄り添う。プロテインの密度を高めることが、美肌への道

プロテインに着目したポーラが、今回最も注目したのは「密度」。プロテイン密度が高いほどたくましく、うるおいで満ち満ちた肌になると考えられています。

画像提供:ポーラ

田中さん「積み木の一つひとつがプロテインと考えた時に、スカスカの積み木はグラグラでもろく、外から何か刺激があるだけで壊れてしまう弱さがあり、その負荷で炎症が起きてシワができやすいと考えられます。一方で、しっかりと組まれた積み木はプロテインの密度が高く、丈夫で炎症が起きにくく、シワができにくいと考えられます。『肌がゆらぎやすい』『うるおいが逃げている気がする』という人はプロテイン密度が積み木のようにスカスカになっている可能性があり、プロテイン美容を取り入れることで、丈夫に組まれた積み木のようなたくましい肌を目指すことができます」

ポーラの研究の結果、プロテイン密度がスカスカになる原因の一つは、笑顔や顔をしかめた時に顔にかかる圧力、「表情圧」だということも判明しています。

田中さん「コミュニケーションを取る上で、表情はとても大切。日常生活で必要不可欠なものが肌へとダメージを与えてしまうのは、とても辛いことです。そこで、さまざまな表情を作っても表情圧がかかりにくい、丈夫に組まれた積み木のような肌を目指す商品を開発しました」

なるべく表情を固定しないように意識することもプロテイン密度を高めるための大事な要素。でも、仕事をしていると集中して、時には顔をしかめたまま固定してしまうこともありますよね。リンクルショット ジオ セラム プロティアンは、そんな働く女子に寄り添ってくれるアイテムでもあります。

田中さん「ほかの年代もそうですが、20〜30代は一生懸命考えなくてはいけない時間も多いと思います。開発チーム内で話している時に、『私たち、いつも輝いていられるわけではないよね』という話になりました。しかめっ面をせざるを得ない時もありますし、ずっと笑顔でいられるわけではないと思います。どんな表情の時にも寄り添う、頼もしい味方となったら嬉しいです」

 

食事で摂取すれば良い?「飲むプロテイン」と「塗るプロテイン」の違い

お話を伺っている中で浮かんだのは、「プロテインが肌を構成する大事な栄養素であるならば、プロテインを飲めば良いのでは?」という疑問。しかし、「飲むプロテイン」と塗るプロテインの「リンクルショット ジオ セラム プロティアン」は、アプローチが異なると言います。

田中さん「飲むプロテイン以外にもヨーグルトなどさまざまなプロテインの取り入れ方があるかと思いますが、どんなプロテインでも口から摂取した場合、体の中で一度アミノ酸に分解されます。そして肌のタンパク質を作る工場である細胞内の『小胞体』に運ばれて、正常な形のタンパク質へと変わります。

ただし、タンパク質製造工場である『小胞体』は、先ほどお話した表情圧がかかると、工場がうまく動きません。そのため、もしプロテインを食事で摂取したとしても、この小胞体がうまく機能していないと、正常な形のタンパク質に生まれ変わることができないのです。この小胞体にアプローチするのが私たちが開発した塗るプロテインなので、日常の食事でプロテインを取り入れている人も、塗るプロテインを併せて使っていただきたいです」

 

いつもと違う肌が嬉しい……「リンクルショット ジオ セラム プロティアン」を体験

使い方は化粧水のあとに、顔全体に1~2プッシュを塗り広げるだけの簡単ステップ。私も試して見ると、のばしてみると固すぎない、柔らかすぎない絶妙なテクスチャーで、しっかり密着してくれました。その日一日、表情を動かすための準備として朝しっかり塗って、夜に帰ってきたあとは「お疲れ様」という感覚で塗りぬり。

しばらく使っていると私は顔全体のハリを感じ、あまり好きじゃなかった自分の肌に、少し自信が持てました……! これが「たくましく、満ち満ちた肌なのか」と実感。毎日、肌に触れるたびに少しずつ変化を感じるのが嬉しかったです。想像以上にボトルが大きく、40gたっぷり入っているので、コストパフォーマンスも◎。

肌の土台を根源的に整え、アラサー世代の悩みにも寄り添ってくれるポーラ「リンクルショット ジオ セラム プロティアン」。ピンポイントで気になるシワがある人は、シワを改善する「リンクルショット メディカル セラム N」と一緒に使うのも良い方法です。マスクを外しても自信を持てる肌を目指したい人に、プロテイン美容はおすすめですよ!

・ポーラ「リンクルショット ジオ セラム プロティアン」
HP:https://www.pola.co.jp/brand/wrinkle/special/geo-protean/index.html

(撮影・取材・文:小浜みゆ)

※この記事は2023年03月01日に公開されたものです

小浜みゆ

神奈川県在住の旅ライター。旅が大好きなのでフットワークは軽く、国内・海外の素敵な場所を求めてどこへでも。得意ジャンルはホテル・リゾート・美容。写真にこだわります。

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