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【難読】“ちぐるま”?「地車」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「地車」の読み方です。

“ちぐるま”ってなに? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「地車」の読み方は?

「地車」は、そのまま読むと“ちぐるま”、“じしゃ”ですが、なんだかピンときませんよね。

では、二つを合わせてなんと読むのが正しいのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“だんじり”と読みます。

「地車」の意味と使い方

「地車」の意味は以下のように解説されています。

だんじり・だんぢり【地車】

神社の祭礼で用いられる屋台・「山車」の一種。主に関西地方で多く見られる。大小2つに分かれた独特の破風屋根を持つ曳き山で、多くの彫刻が組み込まれ、刺繍幕や金の綱、提灯やぼんぼり、旗・幟などの装飾が施されている。主に欅(ケヤキ)を用いて造られており、コマには松が用いられる。

関西で祭礼のときに引く山車(だし)のことを「地車」といいます。岸和田のだんじり祭りが有名ですよね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「地車」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。ひらがなで表記されることが多いですが、関西出身の方などは知っていた人もいるかもしれませんね。

実は“だんじり”と読む漢字は、「地車」以外にも「壇尻」や「楽車」、「台尻」などたくさんあり、語源も諸説あるそうです。コロナ禍で中止になっていたお祭りも再開されつつあるので、参加する際は「山車」や「地車」などの漢字や読み方も思い出してみてくださいね。

(ななしまもえ)

※この記事は2023年01月25日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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