「出会いは欲しいがマッチングアプリは利用しない」という人が6割。その理由とは?
ネクストレベルは12月12日、マッチングアプリ大学が、マッチングアプリを使った事がない20代~40代の独身男女209人を対象に実施した「なぜマッチングアプリを使わないのか」に関するアンケート調査の結果を発表しました。
マッチングアプリでの出会い「なし」が2割弱
まず、恋愛に関する状況を質問したところ、60.3%が新しい出会いを求めている事が分かりました。結婚相手、恋人、遊び相手など目的はさまざまですが、半数以上が異性との出会いを求めている状況です。
マッチングアプリを使用した出会いはありかなしかという質問では、17.7%が「なし(考えられない)」と回答。前回実施したマッチングアプリ経験者に対する同様のアンケートでは「なし」と回答したのは全体の1.5%で、約12倍もの差となっています。
「なし(考えられない)」と回答した人からは「プロフィールの信頼性が低い」「業者が多いと聞いた」「会ったことのない人に会うのが不安」などのコメントが挙がりました。
次に、マッチングアプリを使用した出会いは「あり」派と「なし(考えられない)」派において、現在どのような状況なのか比較してみました。
すると、「なし」派の方が「結婚相手を探したい」「恋人がほしい」という真剣な出会いを求める人の割合が多かったほか、「あり」派の方が、より「異性の遊び相手がほしい」という人が多い事も分かりました。
今後マッチングアプリを使ってみたいかの回答を男女別で比較したところ、「興味はある」「使ってみたい」と回答したのは男性では54.6%、女性では43.8%となりました。
「使いたいと思わない」という回答は男性35.1%、女性43.7%。女性の方がマッチングアプリの使用に消極的で、男性の方が関心が高いという事が分かりました。
続いて、マッチングアプリを使ったパートナー探しのイメージについて質問したところ、男性の66.0%、女性の57.1%が「恋人探しも婚活もあり」と回答しました。
一方で、「恋人探しにも婚活にも使えない」「恋人探しならありだが、婚活には使えない」という合計回答は、男性が25.7%、女性が33.1%となっています。
さらに、パートナー探しをするならどんな方法が望ましいと考えているのか尋ねると、「友人からの紹介」が66.0%で断トツに。他にも合コンや飲み会、社会人サークルなど、オフラインでの出会いが支持を得ている事が分かりました。
今後マッチングアプリを「使いたくない」という男女にも同様の質問をしたところ、同じく「友人の紹介」が63.8%で最多となっています。以下、「合コン・飲み会」が31.3%、「社会人サークル」が27.7%で続きました。
出会うきっかけを増やすことができるのがマッチングアプリの強みです。出会いが少ないと感じた時は、出会いのきっかけを作る一つの手段としてマッチングアプリを検討してみてもいいのかもしれません。
調査概要
調査方法:インターネットアンケート
アンケート母数:20代~40代の独身男女209人
実施日または時期:4月28日~6月30日
調査実施主体:マッチングアプリ大学(https://jsbs2012.jp/)
調査会社:ネクストレベル
(フォルサ)
※この記事は2022年12月15日に公開されたものです