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【難読】なんて読む?「泰然」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「泰然」の読み方です。

“なにぜん”? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「泰然」の読み方は?

「泰」は、安泰と読むので、“たい”という読み方は知っている人もいますよね。「然」は、自然、全然と読むので、“ぜん”という読み方は馴染みがあるでしょう。

では、二つを合わせてなんと読むのが正しいのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“たいぜん”と読みます。

「泰然」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「泰然」の意味は以下のように解説されています。

たい‐ぜん【泰然】

[ト・タル][文][形動タリ]落ち着いていて物事に驚かないさま。「―として構える」「―たる態度」

どっしりとしていて落ち着いたさま、という意味合いの言葉です。

「泰然自若」という四字熟語を知っている人もいたのではないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「泰然」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段、なかなか使う機会がない言葉なので、読み方に自信がない人もいたかもしれません。

「泰然」と同じような意味合いで、「悠然」や「平然」という言葉もあります。それぞれニュアンスが微妙に異なるので、しっかり使い分けたいですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年11月11日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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