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日帰りだって楽しめる! リフレッシュと食を求めた、北海道秋のソロ活女子旅

#トレンドニュース

吉川夏澄

夏の猛暑が和らぎ、秋の気配を感じる今日この頃。秋といえばやっぱり食欲の秋! おいしいものを求めて、どこかに行きたいなんて考えている人もいるかと思います。食べることに生きがいを感じている筆者は、どうしても新鮮でおいしいものを食べたいと思い、食の宝庫である北海道にリフレッシュも兼ねて日帰りで行ってきました。

北海道も日帰り可能? 地元民に聞いた癒やしスポットを巡る北海道旅

連休があれば旅行に行く筆者ですが、この夏はあまりの暑さで外に出られず、そろそろどこかに旅行したい欲が高まっていました。今、旅行に行くなら新鮮な食べ物を食べて癒やされる場所に行きたい! ……そう考えた時にまず浮かんだのが北海道だったという理由から、弾丸かつ日帰りで行こうと決意。

おいしいものを食べながら、名前は知っているけど観光客が少ない地元民が集うようなリフレッシュスポットを巡るという大胆なプランで、たった1日で満足した北海道旅を送れるのか検証してきました。

日帰り旅行なら早朝便、深夜便に乗れる中部国際空港セントレアを選ぶべし

早朝の中部国際空港セントレアの様子

日帰りとなると旅費は抑えつつも旅先での時間はより充実させたい……ということで、今回は、リーズナブルな価格で航空券を購入でき、早朝便、深夜便に乗ることができる中部国際空港セントレアのスカイマークを利用して北海道へ向かいました。

7:20 中部国際空港出発

朝が苦手な筆者ですが、北海道旅行のために7時台の飛行機なら頑張れると、スカイマークの便に乗ることに。予約時に無料で座席を指定できるので、搭乗手続きはスムーズに済ますことができました。今回は荷物が少なかったので利用しなかったのですが、スカイマークでは、一人20kgまでなら無料で荷物を預けることも可能です。

ちなみに、今回利用するスカイマークでは、9〜11月末までの期間にセントレア出発便を誕生月に搭乗すると、数量限定で手書きのメッセージカードと500円分のお買い物券をプレゼントしてもらえますよ。気になる人は、出発時にスカイマークチェックインカウンターで声をかけてみてくださいね。

今回はピカチュウジェットがプリントされたキットカットでした!

さっそく、もらったお買い物券でドリンクと軽食を購入し、いざ機内へ。指定した席に着くと、リーズナブルな価格にもかかわらず座席は広々としていたので、CAさんからコーヒーとキットカットを受け取ってから、しっかりと仮眠をとって観光に備えました。

9:00 新千歳空港着

新千歳空港

約1時間40分のフライトを終え、新千歳空港に到着。この日、名古屋では半袖だと肌寒かったのですが、新千歳空港に到着すると秋晴れ! 半袖で十分な気候でした。空気のおいしさを感じながら、おなかを空かせるために最初の目的地、モエレ沼公園へ向かいます。

10:15 モエレ沼公園

モエレ山

最初に訪れたのは、空港から車で50分ほどの場所にある「モエレ沼公園」。彫刻家のイサム・ノグチさんにより、公園全体が一つの彫刻作品として設計されており、元廃棄物処理場が23年の歳月を経て札幌を代表するアートパークとして再生し、今では地元の人が散歩をするような公園となっています。

公園のシンボル「ガラスのピラミッド」を見学し、その周辺を散歩していると、写真を撮り合う人の姿がちらほら。どうやらガラスのピラミッドを含め、モエレ沼公園は地元民の憩いの場でありながら映えスポットにもなっているようです。

ガラスのピラミッド

また、モエレ沼公園では噴水のショーを観ることができます。決まった時間に噴水が上がり、直径48mもある「海の噴水」で最大25mまで水が噴き上がるのは圧巻でした。

海の噴水

もっとモエレ沼公園で自然に触れていたかったのですが、時間に限りがあるので次の目的地である札幌市中央卸売市場に向かうことにしました。

モエレ沼公園

007-0011 北海道札幌市東区モエレ沼公園11

公式HPhttps://moerenumapark.jp/

11:45 札幌市中央卸売市場 場外市場

札幌市中央卸売市場 場外市場

北海道中のおいしいものが集まる、札幌市中央卸売市場に隣接する場外市場にやってきました。ここでは、魚介や青果など約60店舗の個性豊かなお店が軒を連ねます。

新鮮なカニや、旬のひっぷメロンを眺めながら、今回の旅行の1番の目的である食を求めて、市場内にある新鮮な海鮮を扱う食堂に向かいました。

札幌市中央卸売市場 場外市場

〒060-0011札幌市中央区北11条西21-1-7-214

公式HPhttps://www.jyogaishijyo.com/

12:00 ヤン衆料理北の漁場

ヤン衆料理北の漁場

朝セリで落とされたばかりの新鮮な魚介類が並ぶ「ヤン衆料理北の漁場」では、どこよりもとびきり新鮮なネタを堪能することができます。ヤン衆料理北の漁場の魅力の一つは、なんといっても海鮮丼が約40種類とバラエティ豊富なのです。丼の大きさやセットの内容もバリエーションがあるので、より自分好みのものを選べます。

しゃりの量まで調節できる

筆者は、この後に食べることは考慮しながらも、とにかく色々な種類の海鮮を食べたかったので、かに汁がついた「トロ・かにおまかせ御膳」をしゃり少なめで注文しました。

トロ・かにおまかせ御膳 (3,718円)

注文してあっという間に届いた「トロ・かにおまかせ御膳」は器もネタも大きく迫力があります。中トロとかに身が入った新鮮な海鮮ネタが12点も盛られ、厚みも普段食べているお刺身と比較にならないほど。

新鮮な海鮮でお腹が満たされたので、続いては札幌市内を一望できる大倉山展望台を目指します。

ヤン衆料理北の漁場

札幌市中央区北11条西21丁目2-2

公式HPhttps://www.uedabussan.co.jp/www/eat/

13:15 大倉山展望台

大倉山展望台

数多くの国際的なジャンプ競技大会が開催される「大倉山ジャンプ競技場」は、長さ137mと日本で1番大きなジャンプ台。標高307mにある展望ラウンジからは、真正面に大通公園が伸び、札幌ドームや北海道大学といった市内に点在するたくさんのランドマークを一望できます。展望ラウンジへは2人用のリフトで片道7分ほどで行き来できます。

ジャンプ台の横を走るリフトは、ジャンプ台と同じくらいの傾斜があるので、少しヒヤヒヤしました。山の中ということもあり、昼過ぎなのに、日差しはあっても涼しく過ごしやすい……!

展望ラウンジに到着すると、そこには大パノラマが広がっていました。


札幌市が一望と聞いていたのですが、お天気に恵まれたからか、さらに奥にある山々までも見渡すことができました。陽の当たる風景もすてきでしたが、今度は日本三大夜景に選ばれた札幌の夜景をここから観てみたい……と思いながら、次の目的地へ向かうことにしました。

大倉山展望台

064-0958 北海道札幌市中央区宮の森1274

公式HPhttps://okurayama-jump.jp/facility/jump/

14:30 雪印パーラー 札幌本店

雪印パーラー 札幌本店

次に訪れたのは、昭和36年に創業した北海道スイーツの老舗「雪印パーラー」札幌本店。本当は北海道独特な文化である「夜パフェ」を食べたかったのですが、日帰りということもあり、おやつとして、王道である雪印パーラーの本店に立ち寄ることにしました。

ここでは、30種類以上のパフェメニューが提供されており、定番メニューから季節限定のパフェなどさまざまな種類のパフェが味わえます。せっかくの北海道なので、メロンのパフェにしようと決めていたのですが、見た目がかわいすぎるいちごのパフェに一目惚れし、早速注文してみました。

Mashu Rubyのエディブルガーデン(2,880円)

北海道 弟子屈町で栽培される、贅沢な香りと甘酸っぱさが特徴の摩周ルビーを12粒も使った庭を連想させる大きなパフェが運ばれてきました。花や蝶、緑が装飾され、見ているだけでも贅沢な気持ちになれます。摩周ルビーをそのまま食べたり、アイスや練乳と一緒に食べるなど、色々な組み合わせを楽しめるパフェで、すっきりとした甘酸っぱさのため、飽きることなく全て食べ切ってしまいました。

お腹がいっぱいになったところで、最後の目的地である支笏湖へ向かいます。

雪印パーラー 札幌本店

060-0002 北海道札幌市中央区北2条西3丁目131 太陽生命札幌ビル 1

公式HPhttps://www.snowbrand-p.co.jp/

16:15 支笏湖

 

支笏洞爺国立公園に属する「支笏湖(しこつこ)」は、日本有数の水質を誇り、澄んだ水が光に照らされることで「支笏湖ブルー」といわれる青色の輝きを放ちます。普段の生活の中では感じることのできない、水の美しさや自然の雄大さを感じられるスポットなのです! ひんやりとした空気と日差しを浴びながら、穏やかな湖の水面を眺めるだけで、心が洗われているよう。

日の入り前に到着したということもあり、水面が反射してしまっていたのですが、しっかりと「支笏湖ブルー」を見ることができました。日が暮れていく過程も美しく、短時間ではありましたが、自然から癒やしと元気をもらえることができました。

支笏湖

〒060-0806 北海道札幌市北区北6条西4丁目

公式SNShttps://lake-shikotsu.jp/

17:45 北海道ラーメン道場

北海道ラーメン道場

新千歳空港に戻り、最後の腹ごしらえのために向かったのは北海道の有名ラーメン店が集まる「北海道ラーメン道場」。10店舗もの人気店が集結しているので、フライト前に北海道の味を堪能することができます。

筆者が選んだのは「弟子屈」の限定メニュー「鮭冬葉(しゃけとば)塩」。鮭冬葉をスープに使用し、冬葉の香りと鮭のほぐし身が味わえる塩ラーメンで、全体的にあっさりとした味わいで、鮭冬葉の旨味が体に染み込むようなホッとする味わいでした。

北海道ラーメン道場

066-0012 北海道千歳市美々 新千歳空港内 国内線ターミナルビル3

公式HPhttps://www.new-chitose-airport.jp/ja/spend/shop/eat/place/place6.html

18:15 新千歳空港でお土産購入

フライトまでまだ時間があったので、新千歳空港内でお土産を購入しました。北海道の有名店もいくつか空港内に入っていたり、名物をまとめたお店もあるので、何を買えばいいのは悩んでしまう人にはおすすめです。

 

空港とは思えないほどショップ数があるので、思わずフライトの時間を忘れてしまいそう……。お土産屋さんが集まる2階には、どこで何が買えるか色分けされたガイドがあるので、ピンポイントに狙って行くとスムーズに買い物ができました。

働く女性でも日帰り可能な北海道旅行

北海道は連泊でないと難しい印象がありましたが、今回日帰りで行ってみて、十分北海道を満喫できることがわかりました。市街地だけでなく、少し離れた場所でも何箇所も回ることができたので、早朝便・深夜便のあるセントレアのスカイマークは、忙しい女性の度の味方になるのではないでしょうか?

秋を迎え、旬な食べ物が増えたり、紅葉が美しくなる時期。ちょっとした旅行を考えている人は北海道行きも候補にしてみてくださいね。

(取材・文:吉川夏澄)

※この記事は2022年09月28日に公開されたものです

吉川夏澄

アパレル、スポーツジムのインストラクターをなどを経験し、現在はOLライターとしても活動中。ファッションをはじめ、コスメ、スキューバダイビング、美食、辛いもの……など幅広い興味を記事として投稿中。

instagram : kassunne67

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