マイメンとはどんな意味? 語源や類語、使い方も紹介(例文つき)
マイメンの類語4つ
「マイメン」には、似たような意味を持つ類語がいくつかあります。ここからは、代表的な類語を4つ紹介します。
(1)いつメン
「いつメン」とは、「いつものメンバー」を略した言葉。「常に一緒にいる、仲良しグループのメンバー」という意味です。
例えば、「今度いつメンで遊ぼう」といったように使われます。
(2)マブダチ
「マブダチ」とは「本物の友達」という意味で、特に親しい間柄の友達を指して使います。
「本物の」を意味する「マブ」と、「友達」を略した「ダチ」を組み合わせてできた言葉で、1970年代後半ごろに若者の間で流行しました。現在では少し古い印象を与えるでしょう。
「あいつと俺はマブダチだから」といったように使います。
(3)ズッ友
「ズッ友」は「これからもずっと友達でいようね」を略した言葉。2000年代前半に流行し、友達同士で撮ったプリクラに「ズッ友」と書く若者がたくさんいました。
その後、太宰治の『走れメロス』をギャル語にしたツイートで使われたのをきっかけに、再び使われるようになったという経緯があります。
ずっと友達でいたい相手に対して、「私たちズッ友だよね」といったように使います。
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(4)ニコイチ
「ニコイチ」は「2人で1人といえるほど仲が良い友達」「いつも一緒にいるくらい仲良しな友達」を表す単語です。
「ニコイチの親友に会いに行く」といったように使われます。
ちなみに、「ニコイチ」は元々、「2つ以上の個体を組み合わせ、1つの個体とすること」を指し、自動車製品や建造物について使われていました。
マイメンはライトに「大切な人」を表せる便利な言葉
「マイメン」は「親密な間柄の人」という意味です。
日本語で「大切な相手」「親愛なる人」と言うよりも、重くなりすぎずライトな感覚で使いやすいところが、若者に受け入れられているのかもしれません。
「大切な相手だけど、直接『大切な人』と言うのは照れる」といった場合に、便利な言葉といえるでしょう。
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※この記事は2022年04月26日に公開されたものです