マイメンとはどんな意味? 語源や類語、使い方も紹介(例文つき)
「マイメン」という言葉を聞いたことはありますか? 仲が良い人に対して使われる単語ですが、似たような場面で使われる「いつメン」とは違うのでしょうか? この記事では、「マイメン」の意味や英語の語源を解説。また、使い方や類語も紹介します。
SNSなどで「マイメン」という言葉を聞いたことがあっても、意味はよく分からないという人はいるかもしれません。
また、「マイメン」の類語として「いつメン」「ズッ友」といった言葉もありますが、違いを知っていますか?
この記事では、「マイメン」の意味や語源を解説。また、使い方や類語も紹介します。
マイメンの意味や語源とは?
まずは「マイメン」の意味や語源を確認しましょう。
意味は「親密な間柄の人」
『実用日本語表現辞典』によると、「マイメン」は以下のような意味です。
マイメン
主に親密な間柄の親愛なる人を指す意味合いで用いられる表現。家族、親友、尊敬する人などを指すことが多い。もともとは英語の my man(兄弟)に由来する語とされるが、最近では「マイメンバー」(my member)の略とする解釈もある。
(出典:『実用日本語表現辞典』)
つまり「マイメン」は友達だけでなく、家族や尊敬している人なども含め、親密な関係で結ばれている相手を指します。
語源は英語のラップで使う「My Man」
マイメンの語源は、英語の「My Man」。もともとは「兄弟」という意味です。
HIPHOPのラップバトルで、ラッパーが自分たちの仲間を「My Man」と呼ぶようになったことから、「親友」「仲間」といった意味合いでも使われるようになったとされています。
ちなみに、ラップバトルとは言葉で戦うけんかのようなものです。
ただし語源には諸説あり、「仲間」という意味の英単語である「My Member(マイメンバー)」を省略して「マイメン」になった、という説もあります。
マイメンの使い方(例文つき)
「マイメン」は、若者を中心にSNSへの投稿や仲間内での会話など、カジュアルな場面で使われます。
「親友というのは照れくさいけれど、ただの友達ではない」といったニュアンスを表すために「マイメン」を使う人も。
「『メン』が入っているということは、男性にしか使えないの?」と思う人もいるかもしれませんが、女性に対しても使えます。
例えば、仲が良い友達と会った時などに、以下のような使い方ができます。
例文
・「○○と久しぶりに2人飲み。やっぱマイメンは落ち着くよね」
・「○○は俺のマイメンだから」
・「私たち、ずっとマイメンだよね」
・「今日は学生時代のマイメン達と遊園地!」