「社交辞令」の意味とは? 恋愛・ビジネスでの使い方と見分け方も解説
真に受ける前にチェック! 社交辞令の見分け方
場合によっては、相手の言葉に対して「これって社交辞令? それとも本心?」と悩むことがありますよね。
そこでここからは、社交辞令か本心かを見分ける方法を紹介します。
(1)頻度や具体性はどうか
「かわいいね」「センスあるね」といった褒め言葉を社交辞令かどうか見分けたい時は、「いつも言ってくれるかどうか」「具体的かどうか」がポイントになります。
一度だけでなく会うたびに褒めてくれるなら、相手はその褒め言葉を本気であなたに伝えたいのかもしれません。
また、「その色が○○さんに合ってるよね」「○○なところが頼れる」など具体的に褒めてくれる場合も、本心で言っている可能性が高いといえます。
なぜなら、その場の雰囲気を良くするために褒めるだけなら、そこまで細かく相手を観察することは少ないと考えられるからです。
褒められた時に、「この人は私のことをよく見てくれているんだな」と思ったら、素直に喜んで良いでしょう。
(2)具体的な日付の提案があるか
「良かったら今度食事に行きましょう」といった言葉の場合、具体的な日付の提案があるかどうかに着目しましょう。
あなたが「良いですね、ぜひ」と答えたにもかかわらず、相手からそれ以上の提案がなければ、社交辞令かもしれません。
(3)相手の予定を教えてくれるか
あなたが食事や遊びに誘った時に、「機会があれば」「予定が合えば」などと言われた場合は、「いつ頃なら大丈夫かな?」と聞いてみましょう。
「まだちょっと仕事の予定が立たなくて」「最近忙しくてどうなるか分からないんだよね」などと言われ、その後も予定の連絡がないようなら、社交辞令かもしれません。
社交辞令の使い方次第で人間関係が円滑になる
社交辞令にネガティブなイメージを持っている人もいるかもしれませんが、人間関係を円滑に進める上で役に立つのも事実です。
人と話していて「社交辞令かもしれない」と感じることがあっても、それは相手の思いやり故と思って受け取っておきましょう。
もちろん、見え透いた社交辞令を使いすぎると周囲から「八方美人」と思われる可能性もあります。使いどころに気をつけて上手に取り入れることで、人間関係に役立てていってください。
(#にほんご倶楽部)
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※この記事は2022年04月12日に公開されたものです