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八方美人の意味とは? 心理と特徴、克服方法

ほし ななこ

【長所編】八方美人の特徴

ここからは、八方美人の特徴を見ていきましょう。まずは、八方美人であることの長所を紹介します。

(1)誰にでも笑顔で接する

八方美人は、いつでも誰に対しても変わらない笑顔で接することができます。

仮に、内心不満に思うことがあったり、苦手に感じる相手だったりしても、それを顔に出すことなく振る舞えるのです。

そのため、感情的になって相手を不快にさせることは少なく、周囲からも「接しやすい人」という印象を抱かれやすいでしょう。

(2)上司から気に入られやすい

八方美人は、その場に適した対応が得意。そのため、目上の人や会社の上司から気に入られやすいという特徴もあります。

例えば、他の人が嫌がりそうな仕事でも、嫌な顔をせず引き受けてくれるので、頼りにされる存在となるでしょう。

また、上司の話も愛想よく聞くことができ、かわいがってもらえる可能性が高いと考えられます。

大きな波風を立てないので、世渡り上手ともいえるかもしれません。

(3)気配り上手

八方美人は、瞬時にその場の空気を読むのが得意で、周囲に対しての気配りができる点も特徴です。

相手が望む対応を理解し、状況に応じた立ち振る舞い方をします。

そのため、周囲からは「気が利く人」と思われることも少なくないでしょう。

場の空気を壊すことなく、全員が気持ちよく過ごせるような言動をするのが、八方美人の長所であるといえます。

【短所編】八方美人の特徴

続いては、八方美人の短所について特徴を見ていきましょう。

(1)優柔不断

八方美人は誰にでも良い顔をするため、人に合わせて意見が変わることもあります。

人によっては、それが「優柔不断」「自分の意見がない」と受け取る場合もあるようです。

波風を立てず争いをしたくないという思いからの言動が、逆に短所として見られてしまう可能性も考えられます。

(2)本心が分からず信頼されにくい

八方美人は、誰に対してもいつも笑顔なので、周囲からは「本心が分からない」と思われることもあります。

そのため、人から信頼されづらかったり、深い仲を築くことが難しかったりするようです。

人の顔色をうかがって自分の心をなかなか開かないため、逆に相手が警戒してしまうのかもしれません。

(3)恋人を不安にさせる可能性がある

八方美人は、誰に対しても良い顔をするので、恋人以外の異性に対しても愛想よく振る舞うことがあります。

本人としては相手に好かれようとしているのではなく、当たり障りなく接しているだけなのかもしれません。

しかし、恋人からしてみれば「なぜわざわざ愛想を振りまくの?」と、嫉妬してしまうことも。場合によっては、浮気性だと思われる可能性も考えられます。

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