【時候の挨拶】3月に使える挨拶言葉は? 書き方や文例を紹介
3月の時候の挨拶「シーン別の例文」
時候の挨拶を組み入れた例文を、ポイントともに紹介します。
今回は「壮行会のお知らせ」「転任挨拶状」です。
出会いと別れの春。これまでのご縁に感謝するとともに、その苦労を労い、新たな出発を見届けましょう。
親しい方へは、「お子さまも新1年生ですね」「○○さんが転勤でこちらへ来られて出会ってから、もう3年も経つんですね」など、相手のご家族やご縁の始まりなど具体的な内容を書くのも良いでしょう。
壮行会のお知らせ
これまで一緒に頑張ってきた仲間が転任する……淋しくはありますが、盛大に送り出してあげたいですね。
例文では、初めの時候の挨拶をあえて省きました。型式重視の文体よりも、例文のようにフランクな書き方の方がしっくりくる場合もあるためです。
どれほどフランクにするかという加減は、部署の雰囲気に合わせて工夫しましょう。
例文
本年度も残すところわずかとなりました。
さて、早速ですが、すでに皆さんもご存じのように、当営業部の○○さんが4月から○○支店へ異動する運びとなりました。
ついては、以下の通り壮行会を行います。
入社11年目にして新店のマネージャーとなられる○○さんの抜擢は、私たちにとってもうれしく光栄なことです。みんなで盛大に送り出しましょう!
万障お繰り合わせの上、ご参加をお待ちしています。
<記>
~以下、日時・会場・会費・幹事連絡先など必要事項を明記~
転任挨拶状
続いては、壮行会で送り出してくれた部署へのお礼を兼ねた転任挨拶状です。
これまでの感謝を述べるだけなら一般的ですが、「これからも力を貸してください」とご縁を育むようなメッセージがあると、今後の交流にもつながるでしょう。
例文
拝啓 春光穏やかな頃、皆さんお元気で活躍されていることと思います。
先般は、私の転任に際し、賑やかに暖かく送り出してくださり、感謝に堪えません。久しぶりに飲み明かし、新人だった頃のことも懐かしく思い出しました。上司のご指導、同僚・部下とのご縁に恵まれ、幸せな11年間でした。
こちらは春まだ浅く、桜の見頃もこれからです。支店のV字回復に少しでも貢献できるよう頑張り、いつか満開の花を咲かせられたらと思います。離れてはしまいましたが、みなさんこれからも、お知恵やお力を貸してくださいね。
そして、ご出張などでこちらへ来られる際は、ぜひともご連絡ください。楽しみにお待ちしています。まずは、お礼まで申し上げます。
敬具