休みの日に仕事の連絡が来る……ストレスを軽減する方法8選
「休みの日なのに上司から仕事の連絡がきてストレス……」と悩んでいる人はいるはず。休日なのに連絡が来ると、対応すべきか無視して良いか悩みますよね。この記事では、休みの日に連絡が来るストレスを軽減するコツについて紹介します。
休日になると「やっと休みだ! のんびりしよう!」と楽しい気持ちになりますよね。
しかし、そんな時に会社の人から連絡がきて、嫌な思いをした経験はありませんか? また反対に、どうしても連絡をしなければいけない時もありますよね。
特にコロナ禍で在宅ワークが増え、チャットやメールが主流になりました。これにより、プライベートな時間と仕事の時間が、家では区別しづらくなっています。
そこでこの記事では、休みの日の仕事の連絡にストレスをためにくくする方法や、連絡する時の注意点などを詳しく紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
休みの日に仕事の連絡……ストレスMAXでも対応は必要?
休みの日に電話がきたら、反射的に出てしまうという人が多いでしょう。しかし、本当に電話がきたら出るべきでしょうか?
もし「電話に出なかったり折り返しの連絡をしなかったりしたら、次に会社に行った時に気まずくなってしまうのではないか?」「今連絡を返すべきではないか?」などと考えてしまいますよね。
また、ここで折り返さなかったら評価に響くかもしれないなど、真面目な人ほど折り返さなければいけないと思い込んでしまうものです。
しかし、休みの日の連絡は義務ではありません。ストレスをためこんでまで対応しなくて良いのです。
休みの日に仕事の連絡が来るストレスを軽減する方法
休みの日に仕事の連絡が来る……。そのストレスを軽減するには、どうすれば良いのでしょうか?
(1)1回目の電話には出ない
休みの日であっても、電話がきたら反射的に出るという人もいるでしょう。しかし、緊急の要件を伝えるための電話であれば何度かかかってくるはずです。
本来なら休みの日に緊急性のない連絡をすることは避けるべきですよね。そのため、会社から電話がかかってきても、1回目は出ないようにするという手もあります。
休みの日なのにいつも連絡を返していると、この人は休日に連絡しても大丈夫だと思われる可能性があるため、要注意です。
(2)電話の後にメールで折り返す
電話がかかってきていることが分かれば、いくら休日であっても内容が気になりますよね。もしかしたら自分が何か失敗をしているかもしれない、今出なかったら先輩に迷惑がかかってしまうかもしれない、このような懸念が生まれてくる人もいるのではないでしょうか。
しかし、緊急の要件ならば、電話の直後にメールなどで連絡がくると想定できます。そのため、電話がかかってきてもしばらくメールがこなければ、緊急性は低いでしょう。
それでも、どうしても内容が気になる人は、電話がかかってきたあとに自分から折り返しのメールを送ってみることをおすすめします。電話をするとその分時間が取られてしまうので、できるだけメールを使うことがポイントです。
(3)連絡先を分ける
プライベートと仕事の連絡を同じ端末で済ませるという人もいるでしょう。しかし同じ端末を使っていると、休日でも連絡がきているかどうか分かってしまいます。
いくら連絡を取りたくないと思っていても、連絡してきていることが分かれば、内容が気になってしまいますよね。
そのため、まずは会社用の連絡先や端末を作ることをおすすめします。そして、休みの日は会社用端末の電源を切る、会社を出たら電源を落とす、などをしてみましょう。これによって連絡を取らなくてもいい環境が作れますよ。
電源を切ってしまえば、連絡がきていることを知らずにのびのびと休日を過ごすことが可能です。
仕事とプライベートをしっかりと分けることでストレスを軽減できます。また仕事の連絡から距離を取ることで、会社から連絡がきたらどうしようという不安を感じずに、休日を楽しめます。
(4)休みの日に連絡がつかないキャラを演じる
休みの日なのに仕事の連絡が来るのは、あなたなら連絡を返してくれると思われているからかもしれません。この状態から脱するために「休日は連絡がつかないキャラ」を演じるのも手です。
本記事で紹介している方法をしばらく実践して、「休みの日は連絡がつかない」という実績をつくってみてください。あなたとしばらく連絡がつかなくなれば、会社の人は諦めて連絡するのをやめてくれる可能性があります。
また、「休日は予定が立て込んでいて……」と、忙しいアピールをするのも有効でしょう。
それでも連絡が来るようなら、「休みの日の連絡については、次の営業日に返しますね」と伝えてしまうのもありです。
(5)信頼できる人に相談する
「他の人は問題ないが、ある1人だけが休みの日も仕事の連絡をしてくる」。そんな時は、社内の信頼できる人に相談してみるのも良いでしょう。
特に上司や人事などへ相談すれば、全体に周知するという形で休みの日に仕事の連絡をしないよう呼び掛けてもらえる可能性があります。
また、信頼できる人から「休みの日にまで仕事の連絡を返す必要はないよ」と言ってもらえるだけでも、だいぶ心強いものです。
相談するのは勇気が要ることですが、今後長く働きたいのであれば環境改善は重要。今のストレスと将来のワークライフバランスを天秤にかけてみれば、相談する勇気が出るのではないでしょうか。
(6)会社のスマホやPCを置いて帰る
「仕事の連絡が来ているとどうしても気になる」「仕事の連絡がきているのではと心配でつい会社のPCを開いてしまう」。
そんな人は、思い切って会社のスマホやPCを職場に置いて帰ってみましょう。強制的に連絡できない状況になれば、仕事の連絡でストレスを感じることはなくなるはずです。
これを何度か繰り返して「休みの日に仕事の連絡をしなかったけどなんとかなった」という経験を積めば、休日に仕事の連絡を気にすることが減るかもしれません。
(7)「休みの日は仕事をしなくて良い」と自分に言い聞かせる
ここまでさまざまな方法を紹介してきましたが、どれもあなたが「休みの日には仕事をしなくて良い」と思っていないとなかなか実践が難しくなります。
仕事の連絡に対応するのも仕事のうちです。であれば、休みの日は仕事の連絡を返さなくても良いはず。このことを強く意識してみましょう。
(8)転職も1つの選択肢
一度就職をしたらずっとその会社で働かなければいけないというわけでは、もちろんありません。
転職を繰り返してスキルアップをしている人もたくさんいるので、転職は決して悪いことと思わなくて大丈夫ですよ!
もし、あまりにも休みの日の連絡が多くて自分のストレスがたまっている、自分にこの会社は合わないなどと感じたら、転職も選択肢の1つとして考えてもいいかもしれません。
もちろん新たに会社探しをしたり、退職の準備をしたりするのは労力がかかります。しかし、ストレスをため込んで体を壊してしまう前に、適切な対処ができる方が好ましいですよね。
また、自分には他の選択肢があるのだということを意識するだけでも、ストレスが少し軽減するでしょう。