ぶりっこの意味とは? 天然との違いを解説
「ぶりっこ」の類義語
ぶりっこの類義語にはどんなものがあるのでしょうか。類義語を見るとぶりっこの意味も把握しやすくなります。早速、ぶりっこの類義語を紹介します。
カマトトぶる
「ぶりっこ」という言葉が使われ始める前には、「カマトトぶっている」と言うことが多かったようです。最近はあまり使わない言葉ですね。
カマトトとは、かまぼこがトト(魚)からできていることを、知っているくせに知らない振りをする、という意味であると伝えられており、江戸時代末期に遊郭で使われていた言葉だと言われています。
みんなが知っていることを知らないふりをすることで、純情ぶりつつ、男性の「自分の方が物知りだ」という優越感を感じさせるテクニックです。
本当は知っていることを知らないように振る舞い、男性の興味をひくやり方は、現代のぶりっこと近いものがありますね。
清純派を装う
清純とは、けがれのない、純真な、という意味。しかし「装う」という言葉で、実は清純ではないけれど、それっぽくしている、というニュアンスが表現されています。
猫を被る
かわいいフリをする、という意味で「猫を被る」という言葉が「ぶりっこ」の類義語であると言われています。
猫を被るとは、本来「本性を隠し、おとなしく見せる」という意味ですが、同時に「知っているのに知らないフリをする」というニュアンスも持っている言葉です。
おとなしく見せているとは限りませんが、やはりかわいらしく見せるために本性を隠すのがぶりっこ。「猫を被る」と類似した意味合いであることがわかりますね。
「ぶりっこ」の意味を把握して使うシーンを選ぼう
「ぶりっこ」という言葉には、本当の自分を隠して、異性にこびるためにかわいい「フリをする」という意味がこめられています。意図的にそうしている人もいますが、本人にそのつもりがないことも少なくないようです。
特に「天然」とは混同しやすいですが、天然が褒め言葉になることもあるのに対して、ぶりっこは悪口と受け取られかねないデリケートな言葉。意味を把握して使うシーンを選びましょう。
(あん茉莉安)
※画像はイメージです。
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※この記事は2021年12月15日に公開されたものです