職場での片思いが辛い。好きすぎて苦しい時の対処法

更新: 2021.12.16

職場という場所では、片思いをしていると辛いことも多いですよね。ちょっとしたことに嫉妬したり、立場が違う相手への思いに戸惑ったり……。今回は、職場での片思いが辛い理由と対処法を解説します。

周りの目が気になる職場での片思いは辛いものです。上司や部下に恋してしまい、嫉妬心や不安に悩まされてしまうパターンは少なくありません。

同じ職場だからこそ、他の社員との関係性も複雑に絡み合い、思うように動けずにもどかしい気持ちになってしまいます。

そこで今回は、職場での片思いが辛い理由と、辛さを少しでも軽減する方法を紹介します。

職場での片思いが辛い理由

職場での片思いの辛さは、恋をしている相手の立場によって異なる場合が多いはず。まずは、あなたにとっての上司・部下・同僚という立場ごとに、片思いが辛い理由を紹介していきます。

まずは、上司への片思いが辛い理由を紹介します。すてきな上司がいるのは理想的ですが、片思いをしてしまった場合は辛いことも多いでしょう。

上司は、部下であるあなたに対して仕事を教えたりミスをフォローしたりする役割があります。責任のある立場なので、あなたのことは「守るべき部下」という目線で見ている場合が多いでしょう。

そのため、あなたが勇気を出して話し掛けたり食事に誘ったりしても、部下としてしか接してもらえずに、もどかしい気持ちになることもあるのではないでしょうか。

つい仕事の話ばかりになってしまうなど、恋愛関係に発展しづらいのも辛いところかもしれませんね。

あなたにとって、上司は目上の存在。会社での立場が異なるため、気軽には接しにくい場合も多いかもしれません。

関係を進展させたいと思っても、気軽に話し掛けて良いのか悩んでしまう上、行動するのにも勇気が必要です。

立場が違う相手への片思いは、仲を深めるきっかけがつかめず、距離を縮めるのが難しいと言えます。

続いては、あなたが上司である場合。部下に特別な感情を抱いてしまうと、どう接して良いか分からなくなったり、きっかけがないと発展しにくかったりする辛さがあります。

上司と部下という関係性だと、なかなかフランクに話しづらい場合も。

自分の前ではかしこまった態度の部下が他の同僚と楽しそうに話している時、嫉妬のような感情を抱くこともあるかもしれません。

「立場が違えば、関係を進展させられたのかも」と思うと、もどかしい気持ちになってしまいますよね。

例えば、部下を食事に誘うという行為1つとっても、上司の立場では気を使うこともあるのではないでしょうか。

上司から食事に誘われたら部下の立場では断りづらく、それを相手や周りに「パワハラではないか」と思われてしまうと大変です。

そのようなリスクを考えて、悩んだ結果、何もできない……という辛さがあるでしょう。

上司や部下への片思いと違って、同僚となら関係を進展させやすいのでは？　と思うかもしれません。しかし、同僚への片思いにも辛さはあります。

同僚とは成績を競い合うことも多く、自然とお互いをライバルとして意識しがち。

もし相手があなたに競争心を抱いている場合、恋愛関係には発展しにくいかもしれません。お互いに良いライバル同士ではあっても、恋愛に発展させるタイミングがつかめない……と辛い気持ちになるかもしれませんね。

フラットな関係性の同僚とは、一緒に仕事を進めたり、時には飲み会や食事に行ったりすることもあるのではないでしょうか。

2人きりではなくグループで過ごすことが多い場合は、他の同僚の目が気になって、相手に思いを伝えるのをためらってしまう可能性も。

うわさになったらどうしよう……と悩んだ結果、片思いを諦めてしまう人もいるかもしれません。