ふるさと納税は節税になる? どれくらいお得? 申請方法も解説
ふるさと納税をする時の注意点は?
ふるさと納税について、いくつか注意するべきポイントがあるので紹介します。
(1)納税額には上限がある
ふるさと納税で控除が受けられる納税額は上限があります。
上限額は所得や家族構成、住宅ローンの有無などによって変わりますが、独身の場合は以下が目安です。下記金額までなら実質負担2,000円で地域を応援できます。
年収(額面)ごとの上限額の目安
300万円:約28,000円
400万円:約42,000円
500万円:約61,000円
(2)寄附者の名義でしか控除が受けられない
ふるさと納税のサイトなどを利用すると、クレジットカードを使ってネットショッピング感覚でふるさと納税を行うことができます。
しかし、控除を受けられるのは寄附者の名義でふるさと納税をした場合だけです。そのため、自分以外の家族名義のクレジットカードを使ってしまうと控除が受けられません。
クレジットカードを使う時は、自身名義のものを利用しましょう。
(3)確定申告が必要になることもある
確定申告が必要ないサラリーマンなどは、控除を受けるための確定申告が不要なワンストップ特例制度を利用できます。
しかし、ふるさと納税をした自治体が6つ以上ある場合や、元々確定申告が必要な場合(副収入が年間20万を超えるなど)は、ワンストップ特例制度を使えません。
自分がワンストップ特例制度を利用できるかどうか、事前に確認しておきましょう。
(4)納税方法によってポイントなどのお得度が異なる
ふるさと納税ができるサイトによっては、納税額に応じてマイルやギフト券に変換できるサイトもあります。
ふるさと納税のついでにマイルやポイントを効率良く貯めたい場合は、サイト選びも重要です。