マニキュアに気泡が入る原因とは? 対策方法も紹介
マニキュアやトップコートを塗った後から気泡が出てきてしまった! そんな経験がある人も多いのでは? 本記事では、なぜ気泡が入るのか、その原因を解説。また、対策方法として気泡を作らずに塗るコツも紹介します。
マニキュアを塗る中で「気泡が入ってしまった……」という失敗経験をしている方は多いのではないのでしょうか。
毎回気泡が入るという場合は、塗り方や準備など、どこか間違っているのかもしれません。
この記事では、気泡の原因と対処法、気泡を作らずに塗るコツを紹介していきます。
マニキュアに気泡が入る原因
丁寧にマニキュアを塗っているはずなのに、なぜ気泡が入ってしまうのでしょうか。
気泡が入ってしまう原因は、意外と普段気にかけていないところにあったりします。まずは、マニキュアに入る気泡の原因について説明していきます。
温度差
室温や湿度、体温の高い方なら指先の体温とマニキュアの温度差で気泡ができることがあります。
その場合は、マニキュアを塗る前に、指先を冷やすことで改善されます。
対策として一番簡単にできるのは、「凍ったペットボトルで指先を冷やしてからマニキュアを塗る」という方法。
なお、冷やした後は水分をしっかりと拭き取りましょう。
爪やマニキュアの刷毛の状態
爪の表面に縦線や凹凸がある場合、気泡の原因になってしまいます。また、刷毛に気泡ができている場合も原因に。
マニキュアを塗る前に、自分の爪や刷毛がどうなっているかの確認は必須です!
マニキュアを塗る前は、やすりで爪の表面をなめらかにしましょう。
それだけで爪の凹凸がなくなり、マニキュアを塗った時に気泡ができにくくなりますよ。
マニキュアの気泡を対策して塗る方法
原因を踏まえた上で、ここでは気泡のできない塗り方を紹介します。
(1)爪の表面をケアしておく
前段で紹介した通り、マニキュアの刷毛だけに原因があるわけではなく、爪にも気泡をつくる原因が! 爪表面の凹凸は、爪やすりなどで磨いておきましょう。
スキンケアと同じように、普段から爪の美容液などで乾燥防止をしておくこともおすすめです。
また、指先とマニキュアの温度差で気泡ができてしまうことも。そのため、塗る前には指先を冷やしておくことも大切です。
(2)ベースコートを必ず塗る
マニキュアを塗る上でベースコートを使うことは大切です。
発色アップの意味もありますが、^乾燥した状態の爪にダイレクトにマニキュアを乗せると、
どうしても気泡ができやすくなる^からです。爪の表面をなめらかにすることで、筆と爪の間で気泡が起きることを防ぎます。
またベースコートには、マニキュアのノリを良くする効果もあります。爪を保護してくれる役割もあり、オフをしやすくする役割もあるので、マニキュアを塗る際には必須です。
(3)マニキュアはできるだけ薄く二度塗りする
きれいにマニキュアを塗ろうとするあまり、一度に多く刷毛に取ってしまうことがあります。
マニキュアを多く刷毛にとることは気泡ができる環境を作っているようなもの。
そのため、初めは付きが悪くても、薄付きにマニキュアを塗りましょう。薄く重ねることで、気泡ができる隙間をなくすことができます。時には三度塗りもOKです!
上記画像は、三度塗りの状態です。
薄く重ねることでマニキュアの気泡だけではなく、ヨレも防止できます。マニキュアでもシアーカラーは特に気泡が目立つので、薄く塗りましょう。
(4)トップコートは刷毛をしごいてから塗る
ツヤ感を出すトップコートは、刷毛を扇状に開いた状態で、片側にトップコートが付いていない状態にします。
マニキュアでも気泡が入らないように刷毛を片方にしごきますよね。最後のトップコートは、マニキュアよりも気泡ができやすいこともあります。
しっかりボトルの口で、刷毛を広げてからトップコートを塗るようにするだけで、気泡が入りにくくなりますよ!
(5)マニキュアの刷毛はそっとボトルに戻す
マニキュア・ベースコート・トップコート全てにおいてですが、塗るたびにフチで刷毛を広げて塗るのは大事です。
その際、雑にボトルへ出し入れすることで、トップコートの中が気泡まみれになることも!そのため、刷毛をボトルに戻す際には、できるだけ優しく扱いましょう。
(6)気泡を出にくい速乾トップコートを使う
トップコートを塗るとマニキュアの持ちが良くなるのは知られています。
中でも、速乾トップコートは乾くのが早いため気泡が入りにくいです。スプレータイプの速乾剤を使うのもおすすめ。
ツヤ感を求めるトップコートとは違って、少しマットな仕上がりになるのが特徴なので、少しツヤ感を出したい時はトップコートの二度塗りもOKです。
▶次のページでは、後からマニキュアの気泡に気づいた場合の直し方について紹介します。