【TikTok】ライブ配信に関する条件は? 配信方法も解説
大人気動画共有アプリ「TikTok」では、全ユーザーにライブ配信の権利を付与していません。ライブ配信を行えるユーザーの条件とは一体どのようなものなのでしょうか。さらに、ライブ配信で活用できる機能についても解説していきます。
誰でも動画を世界に発信できる「TikTok」では、限定されたユーザーのみライブ配信ができるようになっています。
ライブ配信は唯一の収益化機能であり、認知してもらうのにも絶好の機能です。この記事では、ライブ配信を許可される条件について紹介していきます。
また、ライブ配信で活用できる機能についても解説しますので、ライブ配信ユーザーを目指して動画を作成してみましょう。
TikTokでライブ配信を行うための条件とは?
誰でも動画をアップできるSNSであるTikTokですが、ライブ配信機能は全てのユーザーに解禁されていません。
ライブ配信をするためには、TikTok側で定められた条件をクリアしなくてはなりません。
TikTokでライブ配信ができるユーザーを目指すためにも、配信を行うための条件について確認していきましょう。
16歳以上のユーザーであること
まずは16歳以上のユーザーでなくては、他の条件を満たしていてもライブ配信を行うことはできません。
ただ、ライブ配信を行うことができないだけで動画を投稿することはできるので、収益化という観点から年齢制限がかかっているのではないかと思われます。
TikTokが定めている条件をクリアしていること
次に、TikTokが独自に定めている条件をクリアしなくてはなりません。
この条件の内容については公開されていませんが、フォロワー数や動画の質などが関係していると考えられています。
TikTokのガイドラインを遵守し、フォロワーを増やしていくことが重要だと考えて良いでしょう。
そもそもTikTokのライブ配信とは?
そもそもTikTokのライブ配信とはどういうものなのか、機能の基本情報を改めて確認しましょう。
ユーザーとその場でコミュニケーションを取れる場所
ライブ配信をしなくても動画投稿は可能ですが、ライブ配信ならではのメリットがあります。それは、他のユーザーとリアルタイムでコミュニケーションを取れることでしょう。
TikTokを通じて他のユーザーと交流するには、コメント欄やダイレクトメッセージ、動画が挙げられます。しかし、これらの方法は一方的な交流になる場合や、やりとりに時間がかかる場合があります。
そこで、リアルタイムで互いに交流することができるのが、ライブ配信なのです。ネットの中でありながら、直接話しているかのような感覚を味わえることがメリットでしょう。
認知を広げるきっかけが期待できる
もう1つのメリットとしては、認知のきっかけになるということです。
TikTokはユーザーに合わせておすすめ動画を表示してくれます。ライブ配信がおすすめ動画として、まだ認知していないユーザーに届けられる可能性があります。
また、「レコメンド」の左上にはライブ配信のみをチェックできる機能があります。
「LIVE」をタップすると、ランダムでライブ配信を行っているユーザーが表示され、スクロールするとユーザーの切り替えができます。ここでまだ認知されていないユーザーから認知してもらうことができるかもしれません。
ライブ配信に特化したチェック機能があるため、認知の機会が増えるというのは大きなメリットでしょう。
唯一の収益化ができる機能
TikTokはYouTubeとは違って、動画を投稿することによる収益化はできません。TikTokでは、ライブ配信が唯一の収益化ツールとなっています。
ライブ配信者に向かって視聴者が投げ銭を行い、それを換金することによって収益化ができる仕組みです。

TikTokで収益化する仕組みや方法などについて紹介します。
TikTokでライブを配信する方法は?
それでは、TikTokでライブ配信を行う方法について解説していきます。
配信できる条件を満たしていないとライブ配信はできませんが、ライブ配信の行い方をマスターしておけば、いざ自分がやるとなった時、スムーズにライブを始められるでしょう。
STEP1:ホーム画面の「+」をタップ
まずはTikTokのアプリを起動して、画面中央の下部にある「+」のアイコンをタップしてください。
動画投稿を行う際にもこの「+」アイコンから開始します。
STEP2:カメラ画面の右下「LIVE」を選択
「+」アイコンを押すと、カメラが起動して動画作成画面に移ります。
カメラ画面の下部に「○秒モード・フォトモーション」と表示されていますが、その右側に「LIVE」と文字が出ます。
この「LIVE」を選択して、配信を始めることができます。
ただ、前段でも触れた通り、ライブ配信するためにはクリアするべき条件があります。
「LIVE」と表示されるのは、TikTokの定める条件をクリアしてライブ配信できる状態になっているユーザーのみです。そのため、ライブ配信が解禁されていない状態だと、「LIVE」のアイコンは出てきません。

TikTokでライブ配信をする方法と視聴方法を紹介します。
TikTokライブで活用できる機能って?
続いては、ライブ配信にて活用できる機能について解説していきます。
ライブ配信を視聴する時や、ライブ配信を行う時にはこれから紹介する機能を使ってみてください。
ギフティング(投げ銭)機能
TikTokのギフティング(投げ銭)機能は「TikTok LIVE Gifting」と呼ばれています。収益化のツールであり、視聴者から配信者に向けるオンライン送金のようなものです。
配信者にギフトを贈るために、有料のアイテムを購入し、配信者に投げ銭します。有料アイテムは、20歳以上のユーザーであれば購入することが可能です。
以下、投げ銭機能を使って配信者にプレゼントを贈る方法を紹介します。
STEP1:ギフト送りたい相手のライブ配信を開く
まずは、ギフト送りたい相手のライブ配信を開きます。
開いたら、ライブ配信画面下部のバラのアイコンをタップしてください。
STEP2:コインチャージをする
バラのアイコンをタップすると、有料のアイテムを購入するためのコインをチャージする画面になります。
ここからいくらチャージするか決定し、決済を完了させましょう。
STEP3:プレゼントのアイコンをタップする
コインをチャージしたら、次はライブ配信画面下部のプレゼントのアイコンをタップします。
ここでどのアイテムを配信者に送るか決めましょう。コインをたくさんチャージすればいろんなアイテムを贈ることができます。
コラボ機能
配信者同士でコラボするのもおすすめの機能です。
他の配信者とコラボすることで、認知の機会を広げることができるため、フォロワーが増える効果を期待できます。
ただ、コラボできるのは同じ時間に配信しているユーザーになるので、コラボしたい相手と配信時間を合わせなくてはなりません。
加工機能
ライブ配信を行う際は、自分の顔を加工することができます。
動画でいつも使っている加工機能を使うことで、ライブでも同じ顔で配信することが可能なのです。
単に顔をよく見せるだけでなく、話題作りにも役立つかもしれません。
コメント制限機能
ライブ配信を行うメリットとしてリアルタイムで他のユーザーと交流できることが挙げられますが、良いコメントだけでなく悪いコメントも届く可能性があります。
ライブ配信を楽しい場にするためにも、不快なコメントを制限する機能を使ってみましょう。
コメント制限の方法は以下の通りです。
STEP1:プロフィール画面の三本線をタップ
まずは自分のプロフィール画面を開き、画面右上にある三本線のアイコンをタップします。
「設定とプライバシー」のメニュー画面から「プライバシー」の項目を選びます。
STEP2:「コメント」の項目を選択
「プライバシー」のメニュー画面に移り替わるので、「コメント」の項目をタップしてください。ここでコメントの制限を変更していきます。
「コメント」では、動画にコメントできる相手を指定したり、制限するワードを設定することができます。
動画にコメントできる相手を友達にすれば、相互フォローの関係にあるユーザーのみがコメントできるようになります。
また、「フィルターキーワード」を使うと制限するワードを設定できます。キーワードを追加と書かれている部分に、制限したい言葉を入力してください。
TikTokでライブができるのは条件を満たしてから!
TikTokは誰でも動画投稿ができるSNSですが、ライブ配信機能を使えるのは条件を満たしたユーザーのみです。
このライブ配信機能では、収益化ができたり認知度が上がったりするメリットが考えられます。
ライブ配信ができるユーザーになるには条件を満たさなくてはならないので、フォロワー数や動画の質にこだわって投稿する必要があります。
ライブ配信ユーザーを目指して、楽しみながら動画を作成してみましょう。
(たむたむ)
※画像はイメージです
※この記事は2021年10月05日に公開されたものです