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諦めてない? パーツモデルが伝授「正しい背中ケア方法」

【特集】おこもり美容

金子エミ

手が届かないからと諦めがちな「背中ケア」。今回は、パーツモデル歴30年の美容家・金子エミさんに、自宅で簡単に始められるケアとして、正しい背中の洗い方やおすすめのケア方法を教えてもらいます。

ボディケアの中でも特に「背中」は、セルフケアを諦めてしまいがちな部位ではないでしょうか。新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛が続く今のうちに、背中の肌悩みもおうち美容でケアできたらいいですよね。

とは言っても、背中は目で見ながらのケアが難しいし、ましてやスペシャルケアなんてハードルが高い……。そう思っている人は、まずは身近な習慣の見直しから始めてみてはいかがでしょうか。

そこで今回は、パーツモデル歴30年の経験から現在は美容家としても活躍されている金子エミさんに、正しい背中の洗い方やおすすめのケア方法を教えてもらいました。

金子エミさんに聞く「正しい背中の洗い方」

手が届きづらいからと、セルフケアを諦めている人が多い「背中」。実は、肌の乾燥やかゆみ、吹き出物など、意外とトラブルが多い部位でもあります。

私たちが日常において背中に触れる機会といえば、やっぱりお風呂で体を洗うタイミングではないでしょうか。まず、背中ケアにおいて「正しい洗い方」が習慣化できているかどうかがとても大切です。

ボディタオルは必要?「泡」で洗うことの重要性

肌は、背中に限らず、たっぷりの泡でやさしく洗うことが基本です。

中には「背中は手が届かないから」という理由で、ボディタオルを使ってゴシゴシ洗うという方がよくいますが、肌のためにはおすすめできません。ボディタオルで肌に摩擦を与えてしまうと、肌表面には目に見えない傷がつき、肌が乾燥する原因を引き起こします。

よって、ざらざらとした化学繊維入りのボディタオルでのこすり洗いはNG 基本的に手洗いで、肌と手の間で泡を滑らすようにやさしく洗うことを心がけて。

ボディタオルは、キメ細かい泡を作るためのアイテムとして取り入れましょう。

背中にも“洗顔用酵素パウダー”がおすすめ

背中の肌状態が気になるタイミングには、洗顔用にパウチで販売されている酵素パウダーで洗うのもおすすめです。

酵素パウダーを選ぶメリット

1)キメ細かい泡が作りやすい

肌は、泡に触れるだけでも洗浄効果を期待できます。泡立ちやすい酵素パウダーを体にも併用すれば、よりキメ細かい泡でやさしく洗うことができます

2)個別包装の「パウチ型パウダー」

洗顔用の酵素パウダーの中でも、1個ずつ個別包装されているパウチタイプを選ぶのがおすすめ。その都度、開封するので、毎回フレッシュな泡を作ることができます

シャンプーの洗い残しに注意!

シャンプーの洗い残しは、肌に一番よくありません! それが刺激となり、肌トラブルを誘発することも……。

お風呂では、頭→顔→体の順番で洗いましょう。シャンプー後のすすぎ洗いは、髪や頭皮のみではなく、体全体、特に洗い残しが気になる背中は、念入りに洗い流すように意識して。

背中も、顔と同じく「保湿ケア」が必須!

お風呂上がりの肌が乾燥しやすいのは、顔も体も同じ! 肌は一枚で繋がっているものなので、背中も顔と同じように保湿ケアが必要です。

お風呂から出たら、肌が乾燥する前に、素早い保湿ケアを心がけましょう。

ケア方法

顔同様、化粧水→クリームの2ステップで保湿します。手が届きづらい部位なので、逆さにしてもノンストレスで使える化粧水スプレーの活用もおすすめです。

手が届かないからと保湿を諦めるのではなく、習慣化するうちに届くようになるので、ぜひ継続してみてください。

まずは習慣の見直しから、背中ケアを始めよう

背中は、体の洗い方1つで簡単にケアが始められます。今までセルフケアで背中をキレイに保つことを諦めていた人も、今日から意識を変えてみませんか?

サロンでプロの手を借りるのも一つの手段ですが、まずは自宅での身近なケアの見直しから始めましょう。これがキレイな背中を手に入れる第一歩になるはずです。

画像はイメージです

(監修:金子エミ、文・編集:マイナビウーマン編集部)

INFORMATION

『お家でおこもりエステ』金子エミ著/ワニブックス

パーツモデル界のカリスマ・金子エミさんが教えるボディケア実用書。手や脚、首など年齢の出やすいパーツケアをはじめ、忙しくても自宅で実践できるおうちエステをまるっと解説する一冊です

※この記事は2021年08月28日に公開されたものです

金子エミ

1970年生まれ。1991年からパーツモデルの仕事をスタート。CM100本以上、広告200本以上に出演するほか、TVや雑誌など多くのメディアでも活躍。著書に『お家でおこもりエステ』、『女優脚のつくり方』(ワニブックス)のほか、これまでの子育てを描いたコミックエッセイ『世界は君のもの~美容家ママとダウン症カイトの世界水泳奮闘記~』(オレンジページ)など7冊がある。

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