野暮とは。読み方や意味・由来・言い換え表現を解説
「野暮」の対義語は?
続いて、対義語をご紹介します。類義語とは対照的に聞き慣れた、日常でもよく使う言葉が多い傾向にあります。
粋(いき)
粋(いき)の意味は、「身に着けている衣服やその人のしぐさが気が利いて見える様子」を表します。
「粋な計らい」という言葉を聞いたことはありますか? この「粋」が、まさに「気が利いて見える」の意味です。更に詳しくいうと、「粋な計らい」は「さりげないやり方の中に思いやりの感じられる処置」という意味を持っています。
誉め言葉になるので、何かをされてうれしかった時などに使いましょう。
また、粋(すい)と呼ぶ場合には意味が二つあり、1つ目が「優れているもの」という意味です。また2つ目が、「世間の裏側や人情の機微に通じていて、もの分かりの良いこと」という意味です。「粋をきかす」「粋を通す」などという使われ方をします。
垢ぬける
垢ぬけるは、比較的若い人の中でもよく使われる言葉です。「言動、人に接する態度や髪型、服装が都会風に洗練されている」という意味で、「垢ぬけた女性」といったように使われます。
洗練
不用なものや不純なものを省いて、より優れたものへと磨いていくことを洗練と言います。人に向かって「洗練されている人だ」と使う場合もあり、垢ぬけていることを指す言葉です。