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「キボンヌ」の意味は? 使い方や関連語を紹介

小坂井さと子

「キボンヌ」は「希望する」という意味のネットスラングで、2000年代に2ちゃんねる(現5ちゃんねる)という大型掲示板で使われた言葉です。本記事では「キボンヌ」の意味や由来、使い方を紹介します。

「キボンヌ」は2000年代に流行したネットスラングで、会話で使うというより、ネットの書き込み、特に2ちゃんねる(現5ちゃんねる)という掲示板の書き込みで頻繁に使われていた言葉です。

「キボンヌ」は2011年のgooランキング『「2ちゃんねる」で最近見なくなった死語ランキング 1位から7位!』で第1位となっており、2011年当時ですでにあまり使われなくなった言葉だといえます。

しかし今でも「あんな言葉があった」という流れで、時々目にすることもありますよね。

本記事では「キボンヌ」の意味や言葉の由来、使い方、類語・対義語を紹介します。

「キボンヌ」の意味と由来・顔文字

まずは「キボンヌ」という言葉の意味や由来、顔文字を紹介します。

「キボンヌ」の意味

「キボンヌ」とは「希望する」という意味を表します。

言葉の響きから、なんとなくフランス語や韓国語由来の言葉ではないかと誤解する人もいますが、「希望する」という動詞の語幹に「ンヌ」という語尾をつけた造語です。

「キボンヌ」の由来

「キボンヌ」という言葉の由来になったのは、金沢イボンヌというオリンピックのアスリートです。

金沢イボンヌ選手は100メートルハードルの日本代表として、1996年のアトランタオリンピック、2000年のシドニーオリンピックという2つの大会に出場した陸上選手です。

特に2000年のシドニー大会では、日本女子短距離の部門で36年ぶりの準決勝進出を果たしました。そのような経緯から、テレビの中継でも「金沢イボンヌ選手」の名前が何度も実況されたのです。

そのような流れを受けて、当時人気のあった巨大匿名掲示板の「2ちゃんねる」で、「希望する」ことを「キボンヌ」と書き込んだ人がいたのです。

「くわしいことを教えてください」という代わりに「詳細キボンヌ」と書いた表現は、語感のおもしろさから「2ちゃんねらー」(2ちゃんねるユーザー)に喜んで受け入れられ、拡散し定着しました。

その後、2ちゃんねるのスレッドが映画化された『電車男』でも、「詳細キボンヌ」と書き込む登場人物が表れ、一般の人にもこの言葉は広く知られるようになりました。

「キボンヌ」と顔文字

「キボンヌ」を意味するものとして確定した顔文字はありませんが、アスキーアートの一部に吹き出しなどを使って「キボンヌ」と表示されたものを見ることができます。

アスキーアートとは、記号やアルファベットを使って作成した絵で、顔文字もその一種に当たります。2ちゃんねるではアスキーアート(AA)が人気でした。中には多数の行や文字を使った複雑なAAもあり、AAを巧みに作成する人は「AA職人」と呼ばれていました。

AA職人に「誕生日ケーキのAAを作ってください」などと依頼する際に使われたのが、「誕生日ケーキのAAキボンヌ」という表現です。「○○のAAキボンヌ」という依頼を専門にしたスレッドもありました。

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