エクセルの「読み取り専用」を解除する5つの方法
「読み取り専用」が解除できない時の対処法
ここからは、「読み取り専用」が解除できない時の対処法を紹介します。
パスワードがかけられている場合
大事なファイルにはパスワードがかけられていることも多いです。パスワードがかかっていると、「読み取り専用」を解除できません。
パスワードを設定した人に聞いて、パスワードを入力し解除しましょう。
CDやDVDなど書き込みができないメディアの場合
そもそも書き込みができない、読み込み専用のメディアにファイルが保存されている場合があります。
考えられるのは、CD-RやDVD-Rなどの読み込み専用メディアです。
書き込みができないメディアなので、「読み取り専用」で開くしかありません。
CD-RやDVD-Rのファイルを編集したい場合には、いったんファイルをパソコンに「名前をつけて保存」で保存しましょう。
そしてパソコン上に保存したファイルを編集します。
OneDriveの容量が足りない場合
エクセルファイルがOneDriveに保存されていて、さらにOneDriveの容量が不足していると「読み取り専用」を解除できない場合があります。
その場合には、OneDriveの空き容量を確保しましょう。
他のユーザーがエクセルを開いている場合
他のユーザーがエクセルを開いている場合が考えられます。他の人が開いているファイルは、同時に編集はできません。
一度その人にファイルを閉じてもらい、「読み取り専用」を解除しましょう。
ウイルス対策ソフトが原因の場合
ウイルス対策ソフトが原因の場合もあります。
ウイルス対策ソフトが機能していると、ファイルを「読み取り専用」で開く場合があります。この場合はウイルス対策ソフトの設定を確認してみましょう。
WindowsやOfficeの不具合の場合
まれにWindowsやOfficeの不具合で、自動的にファイルが「読み取り専用」になってしまう事例もあるようです。
こんな時でも慌てる必要はなく、一度ファイルを「名前をつけて保存」してみましょう。
名前をつけて保存されたファイルから、「読み取り専用」の設定を解除できる可能性があります。
ファイルが保護ビューになっている場合の対処法
インターネットで送られてきたエクセルファイルは、保護ビューとなっていて「読み取り専用」の状態です。
その都度「読み取り専用」を解除するのは面倒、といった場合には、ファイルの保護ビューを解除してしまう方法もあります。
セキュリティ上おすすめはできませんが、保護ビューの解除する方法を紹介しましょう。
必要に応じてやってみてください。
STEP1:エクセル左上の「ファイル」をクリックします。
STEP2:左側にあるメニュー内の「オプション」をクリック。
STE3:「トラストセンター」から「トラストセンターの設定」をクリックします。
STEP4:「保護ビュー」を選び、3つのチェックをすべて外します。「OK」をクリックして完了です。
これで保護ビューは無効となりました。
「読み取り専用」になっていても大丈夫! 落ち着いて対処しよう
受け取ったエクセルを開いた時に「読み取り専用」になっていると、つい慌ててしまいますが、大丈夫です。
「読み取り専用」を解除する方法はいくつかありますので、紹介した方法を試しつつ、落ち着いて対処しましょう。
(ほしななこ)
※画像はイメージです
※この記事は2021年08月24日に公開されたものです