エクセルでフィルターがかからない時の対処法
エクセルのフィルター機能を使うための注意点
エクセルのフィルター機能は、欲しいデータを抽出してくれるとても便利な機能です。
しかし、いざという時にフィルターをかけられないと、せっかくの便利な機能が使えません。
あらかじめフィルターがかけられない状態を頭に入れておいて、データを入力する際に気をつけることで後々苦労しなくて済みます。
上記で紹介した内容を踏まえて、エクセルを入力する際に気をつける点を、改めてまとめます。
空白のセルがないようにすること
フィルターをかけたい部分には、あらかじめ空白のセルがないように気をつけて、確実にデータ入力を行いましょう。
少ないデータであれば、後から簡単に修正できますが、膨大なデータになると修正も大変な作業になってしまいます。
1件1件のデータ入力時に注意することで、防げるでしょう。
結合セルは作らないこと
フィルターをかけるであろうデータには、あらかじめ結合セルは作らないようにしましょう。
結合セルがある部分は、正しくデータとして認識されない場合があるからです。
データ作成時に、結合セルを作らなければ未然に防げます。
文字列や数字は統一させること
文字列や数字は、入力方式を統一させることも必要です。
例えば日付の入力の際には、「2021/6/1」にするのか「6月1日」にするのか、統一させましょう。
その他、データ入力の際には全角・半角の入力はそろえるなどしておくことで、後々正しいデータ抽出ができるようになります。
焦らず原因を突き止めて対処しよう
エクセルのフィルターがかからない時には、まずは落ち着いて原因を突き止めましょう。原因が明らかになったら、その原因に対する対処法を施すことによってフィルターがかけられるようになります。
これからエクセルにデータを入力する際には、あらかじめフィルターがかけられない要素を排除しておくことも得策です。
データ入力の段階で気をつけてデータの入力を行えば、後から困ることもありません。
フィルターがかからない原因を頭に入れておいて、エクセルに強くなり便利に使いこなしましょう。
(ほしななこ)
※画像はイメージです
※この記事は2021年08月24日に公開されたものです