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立秋はいつ? 立秋の意味や旬の食べ物

立秋の時期が旬の食べ物は?

一般的に知られているように、食べ物にはそれぞれ「旬」と呼ばれる食べ頃があります。

もちろん、通年食べられる食材もありますが、一番おいしい「旬」に食べるのがおすすめです。

ここでは、立秋の時期に旬を迎える食べ物の特徴を解説します。

ところてん

夏の気配が残る時期にさっぱりと食べられるところてん。三杯酢をかけて食べるのが一般的ですが、関西では黒蜜をかけるのが主流で、スイーツ感覚で親しまれています。

ところてんは平安時代に中国から伝わったもの。最初は貴族など一部の人しか食べられない高級食材でした。

江戸時代頃から庶民にも浸透するようになり、今では食物繊維を含み「腸を整える」美容食品としても有名です。

なす

立秋の時期に旬を迎える代表格の食材です。

「賀茂茄子」「長茄子」「水茄子」など地域の特産品も豊富。水分がたっぷり含まれており、体の熱を冷ます作用が期待できることから、暑気払いにも用いられます。

「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざが有名ですが、「憎たらしい嫁に旬の秋茄子を食べさせるのはもったいない」という意地悪な意味と、「茄子は体に冷やすから良くない」といった嫁を思いやる意味の2通りがあります。

にがうり

家庭菜園でもおなじみのにがうりは、「ゴーヤー」とも呼ばれる沖縄の特産品です。独特の苦みから苦手な人も多いですが、立秋の時期にはさっぱりと食べられます。

例えば、野菜たっぷりのゴーヤーチャンプルーにするのが特におすすめです。夏バテで失われた体の栄養を補えます。

食欲がなければ、薄くスライスして水にさらしたにがうりをサラダにあえるのも良いでしょう。さっぱりしているので、暑さで食欲がなくても箸が進むようになります。

とうもろこし

6月から9月頃に収穫されるとうもろこしは、立秋の時期に旬を迎えます。実の1粒1粒が甘く、子供から大人まで人気の食材です。

立秋の時期はそのまま塩ゆででさっぱり食べるか、夏祭りの屋台にあるような焼きとうもろこしにするのも良いでしょう。

ただし、とうもろこしは鮮度が落ちるのが早いため、長期の保存には不向きな点だけ注意が必要です。

スイカ

7月から8月が最もおいしく食べられる時期のスイカ。家族が集まるお盆の団らんにもよく用いられます。

日本では明治末期から本格的な栽培が始まったといわれているので、その歴史はまだまだ浅い方といえるでしょう。

冷やすと甘みが増しておいしくなります。また、水分が多いので、体の水分が不足しがちな立秋の時期に最適です。

7月から9月にかけて旬を迎える桃。ジューシーな果肉で、人気が高い食材です。

桃の花は3月の「啓蟄」の時期に咲き、8月の「立秋」に食べ頃を迎えます。お盆のお供え物としても使われています。

枝豆

枝豆は7月から8月が旬で、家庭菜園でも作りやすい野菜の1つです。成熟前の大豆を収穫したもので栄養が豊富なため、夏バテの体の栄養補給にも最適といわれています。

立秋の時期は塩ゆでが主流ですが、東北地方の郷土料理「ずんだ」にして食べるのもおすすめ。ペースト状にした枝豆と砂糖を合わせたもので、餅と絡めると鮮やかな見た目を楽しめます。

食欲がない場合は、アイスやかき氷のトッピングにして食べるのも良いかもしれません。

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