「構いません」は目上の人に使える? 正しい意味や使い方
「構いません」を使う時の注意点
「構いません」を使う時、どんなことに注意すると良いのでしょうか?
使用シーンや相手によって与える印象の違いと、注意点について紹介します。
ビジネスシーンでは「上から目線」の印象を与える場合も
「構いません」という言葉は、自分が相手に許可を与えたり、許容したりする時に使う言葉です。
そのため、言葉の性質上どうしても、上から目線という印象を与えてしまうことがあります。
特にビジネスシーンにおいては、印象一つで関係性や結果が変わるケースもあるので、「構いません」の使い方には注意が必要です。
目上の人に使うのは失礼
許可や許容を表す「構いません」は、相手へ失礼な印象を与えかねないため、目上の人や取引先に対して使用するのは不適切です。
もし目上の人や取引先の相手に使う場合は、「差し支えありません」と言い換えるのが良いでしょう。
「差し支えありません」は、「全く問題がありません」という意味であり、許可や許容のニュアンスを含みません。
そのため、目上の人に対して使っても失礼になりません。
許可を得る時の「構いませんか?」も使わない方がベター
自分から相手に許可を求める時も「構いませんか?」とは言わない方が無難でしょう。
この場合、「差し支えありませんか?」「よろしいでしょうか?」などを使うのがおすすめです。