エクセルで日付に合わせて曜日を自動入力する方法は? 画像つきで解説
エクセルで曜日を入力するのって大変ですよね。今回は、曜日を自動で表示させる方法を画像つきで解説します。曜日に色をつける方法や、連続入力の方法も紹介します。作業効率を上げたい人はぜひ参考にしてくださいね。
スケジュールを作る時やシフトを作る時などは、エクセルを使うという人も多いことでしょう。その際に、曜日をいちいち入力するのが面倒くさいと感じたことはありませんか?
そこで今回は、エクセルで曜日を自動で表示させる方法を2つ紹介します。
また、指定した曜日に色をつける方法や、曜日を連続して表示させる方法など、便利な活用術も解説するので、「もっと作業をスピーディーに進めたい」という人はぜひチェックしてみてくださいね。
エクセルで曜日を自動入力する方法【TEXT関数】
エクセルに曜日を自動で表示させるには、TEXT関数を使った方法とセルの書式設定を活用する方法の2種類があります。
両方の手順をチェックし、自分にとってやりやすい方法を見つけてみてくださいね。
まずは、TEXT関数を使った曜日の入れ方を紹介します。
STEP1:日付を入力
今回は例として「2022年7月1日」という表示方式を採用していますが、「2022年7/1」など他の表示方式でも構いません。好みのスタイルで日付を入力しましょう。
STEP2:曜日を反映するセルを選択
日付が入力された先頭のセルの、すぐ右にあるセルをカーソルで選択します。
STEP3:TEXT関数「=TEXT(A1,?aaa?)」と入力
前段で選択したセルに、以下画像のように入力します。
ここでの「A1」とは、縦の「A列」と横の「1列」が交わるセルのこと。どのセルを基準として曜日を表示させるのかを、コンピューターへ認識させるために入力する値です。
「aaa」とは、どのようなスタイルで曜日を表示させるのかを、指示するための値です。今回はシンプルに「月」「火」と表示できる「aaa」を表示形式として入力していますが、他にも表示スタイルの選択肢があります。詳しくは後に解説します。
「A1」と「aaa」の間に半角のカンマを入れること、そして「aaa」をダブルクォーテーションで囲むことが重要です。入力を間違えてしまうと、関数が正しく働かなくなってしまうため注意しましょう。
STEP4:Enterキーで確定
Enterキーを押すと、自動的に曜日が表示されたことを確認できます。
あとは、関数を入力したセルの右下をクリックし、そのまま一番下までドラッグすると曜日が自動入力されますよ。
エクセルで曜日を自動入力する方法【セルの書式設定】
続いては、セルの書式設定から曜日を入力する方法を紹介します。
STEP1:日付を入力
まずは日付を入力します。TEXT関数を使った方法と同様、今回は「2021/7/1」という表示方式を採用していますが、「2021年7月1日」など他の表示方式でも構いません。
STEP2:日付を全選択
入力した日付を、先頭から終わりまでドラッグし、選択します。
STEP3:選択したセルのコピーと貼り付け
前段で選択したセルをコピーし、曜日を入力したい行に貼り付けます。
STEP4:セルの書式設定を選択
貼り付けたセルの上にカーソルを置き、右クリックします。そして、「セルの書式設定」を選択します。
STEP5:ユーザー定義の設定
「表示形式」のタブを開き、左側の枠の下段の方にある「ユーザー定義」を選択します。
その後、「種類」の入力ボックスに「aaa」と入力します。TEXT関数と同じように「表示形式」を入力しますが、ここではダブルクォーテーションで囲む必要はありません。
入力が完了したら、右下にある「OK」ボタンをクリックすると、選択した列に曜日が入っていることを確認できます。
WEEKDAY関数を使って曜日を変更する方法
WEEKDAY関数とは、TEXT関数と同じように日付に対応する曜日を数字で表示させられるものです。
この関数を使えば、例えば土日を「定休日」のように、自動で表示される文字列を変更することができるのです。やり方は以下の通り。
STEP1:日付、曜日を入力
まずは上述したやり方で、列に日付と曜日を入力します。
STEP2:WEEKDAY関数を入力
続いてWEEKDAY関数を使って、土日に「定休日」の文字を表示させていきます。WEEKDAY関数の場合、曜日を以下のように数字で判断しています。
1「月曜日」
2「火曜日」
3「水曜日」
4「木曜日」
5「金曜日」
6「土曜日」
そのため関数を組む時は、セルの数字が6より大きい場合は「定休日」と表示させる。それ以外は空欄を返すという条件を組みます。
関数の式を空いている列に挿入し、OKをクリック。下までドラッグすると土日には自動的に「定休日」の文字が入りました。