「微力ながら」とは? 意味とビジネスでの使い方を解説【例文付】
「微力ながら」の類語・言い換え表現
「微力ながら」のように、自分の実力を謙遜して伝える言葉は他にもあります。
そこで、「微力ながら」の類語を紹介していくので、シーンに合わせて最適な言葉を使えるようになりましょう。
僭越ながら
「僭越」は「出過ぎたことをする」ことを表し、「僭越ながら」は「自分の立場では失礼かもしれませんが」といった意味合いで使われています。
また、「僭越ながら」は自分のことをへりくだって表す点では「微力ながら」と同じですが、自分の行動に対して使える点では違っているのがポイント。
「僭越ながら○○させていただきます」のような形では、「自分の実力不足を踏まえた上で○○を行う」ことを表し、行動の前に謝罪をしているようなニュアンスで使われています。
例文
・僭越ながら、この場の司会進行を務めさせていただきます。
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スピーチやあいさつなどで使われがちな「僭越ながら」。嫌味に聞こえないよう、正しい使い方をチェックしておきましょう。
及ばずながら
「及ばずながら」は「力が十分にない」ことを意味しており、「微力ながら」とかなり近い意味を表します。また、「及ばずながら」の後には、「お手伝いします」「尽力します」が続きます。
意味も使い方も「微力ながら」と大きく変わらないので、「及ばずながら」を言い換え表現として使用すれば、返事のレパートリーを増やすことが可能ですよ。
例文
・及ばずながらお手伝いさせていただきます。
▶次のページでは、「微力ながら」の英語表現を紹介します。