「微力ながら」とは? 意味とビジネスでの使い方を解説【例文付】
「微力ながら」の英語表現
「微力ながら」を英語で伝える場合には、「I don?t know if I?ll be of any help(助けられるか分からない)」のように、実力がないことよりも、助けられるかどうか不明であることを表す文章を使用します。
また、「I will do my best though my ability is limited.(微力ながらも最善を尽くす)」のように、自分の実力不足を認める場合には全力で取り組むことを付け加えています。
どちらの表現も前向きな内容を表しているのが特徴で、ポジティブな表現を心がけることで、より自分の気持ちを伝えやすくなりますよ。
英語では謙遜表現は失礼になる
日本では謙遜表現は広く使われていますが、英語の場合は謙遜する文化があまりなく言葉の意味をそのまま受け取ることが一般的。そのため、日本のように表現すると「本当に実力がない」と受け取られてしまい、依頼してくれた相手に対して失礼になる場合があります。
「I don’t have much skill」のように自分の能力を貶めるよりも、不安はあるけれど頑張るという文章や、最初から不安を示さず頑張る姿勢だけを表す内容にしましょう。
敬語を正しく使おう
「微力ながら」は、実力があることを伝えないようにすることで、相手を引き立てながら協力する意思を伝えられる便利な言葉。
ただ、謙遜することが嫌味になったり自信がなく思われたりする場合もあるので、使う人や場面によっては「微力ながら」を使わない方が良いこともあります。
言葉の意味を踏まえ、きちんと自分の気持ちを表すのに適しているかを考えるようにして、「微力ながら」を使いこなしましょう。
(kirara)
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※この記事は2021年07月28日に公開されたものです