「ご入用」とは? 意味や使い方&返し方
「ご入用ですか?」と聞かれた時の断り方
自分が「ご入用ですか?」と尋ねられた際、「特に必要はないけれど、その旨をどう伝えれば良いのか分からない」「ご入用の反対って何だろう?」と戸惑った経験はありませんか?
「ご入用」の反対の意味を持つ言葉や、実際に「ご入用ですか?」と尋ねられて断る際におすすめな言い回しをチェックしていきましょう。
反対の意味を持つ言葉は「不用」「不要」「無用」
「ご入用」の反対の意味を持つ言葉には、「不用」「不要」「無用」などがあります。
それぞれ「必要がないもの」「いらないもの」を意味する言葉なので、必要なものを意味する「ご入用」とは正反対の意味を持つ言葉と言えるでしょう。
これらの言葉をそのまま使うのはNG
とはいえ、「ご入用ですか」と尋ねられて断る時に、これらの言葉をそのまま選ぶのはおすすめできません。
「不用」「不要」「無用」には、「必要がないもの」「いらないもの」というはっきりとした意味があります。
従って、「不用です」「無用です」と丁寧に伝えたとしても、意味合いとしては「それは必要ありません」「いりません」となるだけに、やや不遜な印象を与えることは避けられないでしょう。
断る時は「間に合っています」「お気遣いなく」
こうした事態を防ぐためにおすすめなのが「間に合っています」や「お気遣いなく」といった言い回しです。
相手への配慮を忘れないすてきな言葉を選ぶことで、あなた自身の評価もグッと高まることになるでしょう。
ビジネスシーンで役立つ「ご入用」をマスターしよう
「ご入用」は、ビジネスシーンで日常的に使われる言葉です。
お客様への対応で使うのはもちろんのこと、自分が客として使われる立場になることもあるでしょう。「ご入用」の正しい使い方を知ることは、一社会人としてのあなたの評価を上げることにもつながります。
ぜひ今回の記事を参考に、「ご入用」を自信を持って使いこなしてみてくださいね。
(やまだうめ)
※画像はイメージです
※この記事は2021年07月28日に公開されたものです